今回はこのブログのタイトルについて解説いたします!
ご祭神について
BLOGのタイトルにあるGosai神=「御祭神」とは、その神社に祀られて※1いる神様の事です。

多くの神社では日本神話に登場する神様が祀られており、日本神話が記してあるのは日本書紀や古事
記といわれる日本史の勉強でも登場する耳馴染みのある書物ですよね。
元々神道は海・山・川などの自然を信仰する自然崇拝から始まったものです、日本で最も古いと言わ
れる神社などでは、そこに祀られる神には特に名前はないか、不詳だったそうです。万葉集などでもご
祭神の名前が記されているのは伊勢神宮や住吉神社などごくわずかで、10世紀のはじめ頃まではほとん
どの神社の祭神は、ご鎮座している地名や神社名に「神」をつけただけの名前で呼ばれていたのだそう
です。
10世紀ごろから、それまでの氏神・地主神・岐の神としての性格だけでなく、火の神・水の神・木の
神などの具体的な神徳(ご利益のことですね)・機能が附加されるようになりました。
鎌倉時代末期になると、仏教と併せて武士に支持されて神社の人気が高まり、ご祭神も地名・社名か
ら日本神話に登場する神、あるいは「神」「命・尊」「彦・比古」「姫・媛・比売」などをつけた人格的な
神様として敬われるようになりました。
また、稲荷・八幡などの有力な神を分霊(勧請)してそれをご祭神とすることも広く行われました。
江戸末期には国学者たちが復古神道を提唱し、さらに明治になり神仏分離が推奨され、村社や末社、無
格社(小さなお社の事です)にまで御祭神をお祀りする文化が浸透したというお話です。
武甕槌とは?
ここまでGosai神=御祭神の説明をいたしました。ここまでついて来ていただけていますか?
それではタイトルにある武甕槌とはいったい何なのでしょうか?見慣れない文字列ですが、決して文字化けしているわけではありません笑 実は…
常陸国、現在の茨城県にある鹿島神宮という有名な神社に祀られている神様のお名前です。
正確には武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)とおっしゃいます。
実は鹿島神社は全国で約600社ある神社で、そこにお祀りしている御祭神が武甕槌大神というわけですね。
武甕槌大神は大国主命に国譲りを果たしたり、神武天皇にお力添えを行った日本最強の武神です。ソーシャルゲームなどでも名前を耳にすることがあるかもしれませんが、攻撃的な能力値を高く設定されていてもおかしくありませんね。

武甕槌大神が国譲りの交渉を行う際には
浜辺に剣を突き立て、その上にあぐらをかいて武力を誇示した。
※左の絵は少しイメージと異なるかもしれません。
国譲りの神話については今後のBLOGにてご紹介していきます!!
どうして武甕槌を?
どうして武甕槌大神をBLOGのタイトルに選んだのかをお知りになりたいですよね。おまかせくださ
い。お話させていただきます。
実は私が恋をしていたある女性が試験を受けなければならなかった際に参拝をした神社が鹿
島神宮だったので非常に愛着のある神様だったのです。
はい。自ら話していて顔から業火の炎が出そうな話です笑。その女性が人生における節目の試験を受
験する直前に、鹿島神宮へ参拝をする旅行の計画を立てておりました。もともと武甕槌大神は武力で国
を譲らせたという神話で有名な神様なので、武運や勝負運の御神徳(ご利益の事ですね)のある神様で
した。そこで、私は彼女のために鹿島神宮の神様のお力をお借りしたいと願ったのですね。
私は格闘技の名セコンドのように彼女に思いつく限りの言葉で鼓舞を行い、最高の笑顔で試験に送り
出すことが出来ました。その後、それが功を奏したのか彼女は無事試験を突破することが出来ました。

そのあとは恋が叶う事はありませんでしたが、とても愛らしく人気を集めた女性だったので幾度か男
難に遭遇している際には武甕槌大神がお怒りになっているお声が聞こえてきた様な気がして、私自身心
強く思っておりました。彼女は武甕槌大神のお力を貸していただいたと今でも信じています。
ご縁のある神社のご祭神であると自分勝手に思っています。
この様な理由で、ご祭神である武甕槌大神を見事におしゃれ?にアレンジしてこのBLOGのタイトルを
名付けました!
みなさま何卒、今後ともご愛顧いただけますようよろしくお願いいたします。

次回はいよいよ本題に突入して参ります!お話に挙がっている武甕槌大神が御祭神の鹿島神宮のご紹介を行いながら神社巡りの旅路に皆様をお連れいたします。
神社参拝の知識を身に付け、グルメのお話しをしながら皆様の開運を目指していざ参ります!!
- 「祀る」とは儀式を行って神仏や霊を慰め、敬う行為のこと ↩︎