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Vol.6 信濃国一宮 諏訪大社四社巡り(上社編)


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今回は諏訪大社四社巡り後編として「上社前宮」と「上社本宮」を参拝いたします!!


 前宮は諏訪信仰の起源として残されている貴重な場所です。拝殿をスマホのカメラで撮影すると、なぜか不思議な映り方をしていることに気が付きました。本宮では相撲の起源とされるご祭神の祀られている神社といわれているだけあって歴史的な記録を残した大横綱の像が待ち構えておりました!


帰路に就いて間もなく夜間の運転中に車のナビが示したのは、街灯の一つもない山中の険しい峠道。今回は果たして無事に帰宅することはできるのか?

それでは、諏訪大社後編をお楽しみください!















今回のルート

前回は諏訪湖の北側にある諏訪大社の秋宮まで旅をつづけました。今回は南へ車を走らせて、まずは前宮へ、そこから最終目的地である本宮へ参拝をしようと考えております。















信濃国一之宮諏訪大社 上社前宮

こちらが諏訪大社の上社前宮です。横断歩道の手前に広い駐車場が用意されています。神社としてはかなり簡素な構造での神社ですが、一説には御祭神が最初に居を構えられた諏訪信仰発祥の地とも伝えられています。まさに諏訪信仰の起源となる地である事が伺えます。

さっそく一礼をして境内に足を踏み入れましょう。

場所:長野県茅野市宮川
御祭神:建御名方神(たけみなかたのかみ)














鳥居をくぐるとしばらく坂を登ります。右側にある階段を使用しましょう。二の鳥居が見えてきましたよ。














十間廊

二の鳥居をくぐった先にある、奥行が十間あるところからこの名称がついているのがこちらの十間廊です。神事御頭祭の際に、鹿の頭七十五頭や、鳥獣魚類等独特のお供え物をすし、信濃国中に出発する為の大祭だったそうです。

この時奉納する鹿頭の中に毎年必ず耳の裂けたものがあり、諏訪七不思議の一つに挙げられているそうです。





















名水「水眼」の清流

前宮の神域を流れる御手洗川として身を清めるために用いた。昔から御神水として大切にされたそうです。

奥には前宮の御柱が見えてきましたね。近くまで行ってみましょう。

















前宮の二之御柱

奥に構えている御柱は三之御柱でしょうか?

全ての御柱を目にすることはできませんが、一之御柱から四之御柱までの四本の柱が本殿の周辺に立っています。





















前宮は高台に建立されており、本殿の近くからはのどかな風景が広がっています。

















諏訪大神が最初に居を構えた地と言われる。前宮の本殿です。気持ちを静かに落ち着けて参拝いたします。
















 前宮の拝殿を撮影したものです。白いフィルターをかけた様な移りになってしまいましたが、どうしてこのような映りになったのかは分かりません。諏訪の神様から何かをお伝えいただいているのでしょうか?

▶もっと詳しく…

参拝を終えて前宮を後にします。人知れず頭の中で会話をしているのですが、諏訪の神様はタケミナカタの神なのか、と伺うと「いや、そういうわけではないんだけど」と返答が返ってくる。その他にも「人は龍神という存在が好き。でも龍なんて生き物はいない」といった話が聞こえた。諏訪の神様が言うには「本宮にいるから」との事。これから諏訪の神様のいらっしゃる本宮へ向かおうと思います!
























信濃国一之宮諏訪大社 上社本宮

場 所:長野県諏訪市中洲宮山1
御祭神:建御名方神(たけみなかたのかみ)
















諏訪大社 上社本宮一の鳥居

本宮に辿り着きました。今回は東参道から入ろうと思います。こちらの参道には使用している豆や焙煎の方法にも拘っているおしゃれなコーヒーショップがございました。帰りに購入して帰ろうと思います!

東参道の銅鳥居をくぐっていざ、参ります。

本宮は諏訪造りの代表的なもので、建造物も四社の中で一番多く残っているそうです。神体山を拝するという大きな特徴があります。こちらに諏訪の神様がいらっしゃると話していました。














入口御門 布橋

長廊は約70m、三十八間あります。

大祝の通る際に布を敷いたことから布橋と名称がついています。かつての御柱祭では、神様(神輿)の通る道筋に布を敷いたともいわれています。

「幼い頃からお世話になっておりました」と心の中で唱えながら本殿へ向かいました。
















天流水舎

 軒からはどんなに干天の日でも最低三粒は水滴が落ちるといわれ、雨乞の折にこのお天水を青竹にいただいて帰り、神事をすると必ず雨が降ると伝えらえています。七不思議の一つに挙げられ、諏訪大神が水の守護神として広く崇敬される根元にもなっております。

















本宮の土俵

ぜひ「本宮の土俵で相撲を取る」漢になりたいものです。どのような意味ですか?と聞かれても全く答えられません。














雷電像

 建御名方神と武甕槌大神の力比べが相撲の起源とされ相撲とは関係が深く、多くの力士が参拝しているそうです。この像は江戸時代に活躍した信州出身の大力士「雷電為衛門」の等身大で、諏訪の神様に拝礼している姿です。
















本宮本殿前の手水

諏訪の神様は水にまつわる神様で、龍神様は水の使いであると言われています。

こちらの手水の龍神様は綺麗に手入れされていてかっこいいですね!!
諏訪だけでなく、神社の手水舎には龍神を模している手水舎が数多く存在しています。




















北参道の狛犬さん

秋宮の狛犬さんも大きいものでしたが、こちらの狛犬さんも秋宮のものと似ています。

神社の狛犬さんはそれぞれ特徴があり、比較してみると、とても面白いですよ。狛犬についてもこれからBLOGを通してご紹介していきます。


















上社本宮の本殿

 実は、諏訪大社へ参拝することが決意して参拝するための計画を練っている時から「いらっしゃい」とどこからか声が聞こえてくるような気がしていました。諏訪大社の御祭神の建御名方神の声が聞こえてきているのか、と考えると「いやそういうわけじゃないんだけど」と返答があり、不思議に思いながら日常を送っていました。

▶さらに詳しく…

 諏訪の神様は水にまつわる神様なので龍神様に関して考察していると「龍なんてこの世にいない」と聞こえてきたことを記憶しています。「でも、何を龍と表したのか…」と、特に神様らしい口調でもなく、非現実的な神様らしいお話をされるわけでもなく、それが逆に本当に神様がお話しされているのではないかという感覚になってしまいました。





信濃国一之宮諏訪大社 上社前宮・本宮

アクセス

上社前宮長野県茅野市宮川2030
TEL:0266-72-1606
茅野駅から1.2km

上社本宮長野県諏訪市中洲宮⼭1
TEL:0266-52-1919
上諏訪駅から7km





















立石公園

 新海誠監督のアニメ「君の名は」に登場する湖は、実は諏訪湖がモデルだったんです!!立石公園からの眺望が作品の中にも反映されていて、今回の神社参拝はその様な意味でもまさに聖地巡礼です。確かに作中でよく目にした風景とそっくりですよね。この周辺でも秋宮で感じていたような気当たりを感じていて、おそらく諏訪周辺でこのような感覚を感じる独特な磁場が働いているのかもしれません。非常に不思議な感覚でした。












御朱印をいただいて帰って参りました。諏訪大社四社の御朱印を全ていただく記念品をいただくことが出来ます。私はがま口の財布をいただきました。

お賽銭を入れる財布ににしようと思います。

まとめ

 帰宅しようと帰路に就くいた早々に渋滞に遭遇してしまいました!!ナビ通りに渋滞を回避し用途、示したルート通りに迂回して山道を通りました。しかし、渋滞を回避することは出来たのですが、結果として街灯一つない峠道を長時間運転しなくてはならなくなり、帰宅するのには困難を極めました!!

 しかし、神社を参拝した後に帰宅することが困難である場合は、神社の神様がもう少しその土地にいて欲しいという意思を表していらっしゃるという話を伺ったことがあります。    

 今回は諏訪大社の神様の御神徳にあやかったという事で、今回は納得しておこうと思います笑






次回のBLOGはVol.7に突入いたします!!次回は私の地元である新潟市の中心地にある新潟白山神社を参拝しようと思います。さて、どのような旅になるのでしょうか。いざ参ります。

次回をご期待ください。お楽しみに!

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