Gosai神は武甕槌で!

Episode.21 陸奥国一宮 鹽竈神社(むつのくにいちのみや しおがまじんじゃ)——塩の精製を伝え、国を拓いた武神を導いた海神

投稿日

Home » HOME » BLOG » 参拝の旅の記録 » Episode.21 陸奥国一宮 鹽竈神社(むつのくにいちのみや しおがまじんじゃ)——塩の精製を伝え、国を拓いた武神を導いた海神


  

 今日は現在の宮城県の位置に当たる陸奥国一宮(旧国名についてはEpisoe.12越後国一宮彌彦神社をご参照ください)の鹽竈神社をご紹介します。実は地元の新潟から試験を受験するために仙台へ訪れた際に、塩釜まで少し足を延ばして人気アニメ「鬼滅の刃」の聖地の一つになった鹽竈神社へ参拝することにいたしました。


※参道を歩く前に、参拝前に整えておきたい心構えがあります。
👉【神社参拝の事前準備について詳しく解説】





















本日のRoute

 新潟駅を出発して村上市を通過します。東へと進路を向け山形市を通って日本海とは反対側の鹽竈神社へと向かいます。新潟から出発しておよそ4時間の道のりとなります。






















Today’s Shrine

鹽竈神社

しおがまじんじゃ

ご由緒・ご祭神

場所:宮城県塩竈市一森山1-1
御祭神:鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)
    武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)・
    経津主大神(ふつぬしのおおかみ)





 鹽竈神社は宝永元年(1704)に竣工されました。蝦夷地に接していた鹽竈神社が守護と蝦夷地平定の支えとして政府の人々に篤く信仰されたものだそうです。

 鹽竈神社の御祭神は主祭神に塩土老翁神、左宮に武甕槌神・右宮に経津主神をお祀りしています。陸奥国で最大のお社として太古より崇敬されていらっしゃる神社だそうです。

※武甕槌大神についての詳しいお話はEpisode.4常陸国一之宮 鹿島神宮
経津主大神についての詳しいお話はEpisode.5下総国一之宮 香取神宮をご参照ください。











※この画像は「鹽土老翁神」というテーマでChatGPTにて生成いたしました。

ご祭神は「鹽土老翁神」

 鹽土老翁神(しおつちおじのかみ)は『古事記』『日本書紀』の釣り針を失くして困っていた山幸彦に目無籠(隙間のない籠)の船を与えワダツミの宮へ案内した事で有名です。博識の神としても登場します。

 東北地方を平定する役目を担った鹿島・香取の神を道案内したのが鹽土老翁神で、神々は海路を渡りこの地に上陸したと言われています。鹽土老翁神は塩釜の地に残り、人々に製塩法を教えたとされている。

 




























仙台駅から車で40分、ようやく到着いたしました。眼下には塩釜港を望むことができます。方向を転換して先へ進むと…





















 

こちらは鹽竈神社と同じ陸奥国の一宮として鎮座している志波彦神社の鳥居です。二つの異なる神社を同一の一宮として制定されている珍しい形式をとっています。

 本日はこちらの鳥居をくぐらずに左手側へと進みます…



















鹽竈神社の鳥居へと辿り着きました。燈籠の配置もシンメトリーの美しい参道となっています。


















鹽竈神社の「竈」の文字が鬼滅の刃の主人公と同じ文字を使用していることからアニメのファンの間ではこちらの神社が聖地巡礼の地となってるそうです。











劇場版「鬼滅の刃」無限城編第一章のCMです。
➡鬼滅の刃公式ポータルサイトはこちら。
















神社の外側に伸びる参道を進みます。前方にいる女性に追いつこうと足を速めますが、結局意味のないことに気が付き歩みを緩めることにいたしました。


※実は、参道の歩き方に決まりがある事を知らない人は少なくありません。
正しい参拝の流れを知らないまま参拝していませんか?
→ 【はじめての神社参拝|基本の流れを詳しく解説】





















こちらの神門の一種である隋神門(楼門)です。こちらは国の重要文化財に指定されているそうです。





















こちらが鹽竈神社の手水舎です。ハンドタオルを用意してさっそく手を清めましょう。本殿はどようなお姿をしていらっしゃるのでしょうか。





















こちら手水舎は手をかざすと自動的に水が流れる仕組みでした。手水舎としてはとても珍しい造りだと思います。


※鳥居をくぐったあとは、手水舎で心身を清めます。
正しい手順を知っておきたい方はこちらをご覧ください。
👉【手水舎の作法を初心者向けに解説】






















宇宙人のような不思議な出で立ちをしていらっしゃる珍しい狛犬さんです。こちらの狛犬さんの目の前を後にしてご本殿へ向かいましょう。
















七五三でしょうか?神社で執り行われる催事に出あう事も幸運のサインであると以前のEpisode.13日枝神社の投稿でもお伝えいたしました。

神社に訪れた際に出会う様々な動物や、参拝をしている
際に起こる様々な物事の中には神様からの幸運のサインであることがあります。
➡【神社で出会う動物は神様からの幸運のサイン?】

※今後掲載する予定です。





















 左右宮拝殿という建築様式だそうです。こちらも造りとしては珍しいものだと思います。

 向かって左側の「左宮」が武甕槌神(たけみかづちのかみ)、右側の「右宮」が経津主神(ふつぬしのかみ)が祀られていらっしゃいます。




神社の建築様式の解説


 神社の本殿や拝殿などの形式が一様であるとは限りません。

 一般には神門をくぐった先に※拝殿が存在し、その後方に※本殿が位置している場合が多くあります。鹽竈神社は神門をくぐった正面に「左右宮拝殿」が存在し、その右側に別宮が位置していらっしゃいました。

 神社の建築様式としては、他にも本殿が四つ存在する住吉大社や複数の拝殿が並列に並んでいる熊野本宮大社などが存在します。

 ※拝殿とは…一般的に賽銭箱が置いてあり、参拝客が参拝を行う場所。

 ※本殿とは…拝殿の奥に位置する社殿で、ご神体がお祀りしている場所。

◎建築様式については今後の投稿にて詳しくお伝えいたします。ご期待ください!

※神社の建築や配置には、すべて意味があります。
鳥居・参道・社殿の構造を詳しく知りたい方はこちらへ。
👉【神社建築の基本と意味をわかりやすく解説①】





















 別宮拝殿の主祭神である鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)がお祀りされています。鹽土老翁神は製塩の神様・海上安全・大漁満足・安産の神として庶民の信仰を集めてきたそうです。



 一説には潮の満ち引きに関する神様とも伺ったことがあり、東日本大震災で亡くなられた方の御霊が安らかであることを祈念しました。将来発生する可能性のある南海トラフ地震で想定される津波の被害を抑制するために知恵をお借りしたいと祈願いたしました。

※神社の建築や配置には、すべて意味があります。
鳥居・参道・社殿の構造を詳しく知りたい方はこちらへ。
👉【神社建築の基本と意味をわかりやすく解説②】





















 鹽竈神社でお調子者のようなお爺様の声で「ほれまた来た」とどこからともなく声が聞こえてきました。確かにこちらの神社への参拝は今回で二度目です。

潮の満ち引きに関する神様だと伺いました


ー塩の精製方法は教えたが潮の満ち引きというのは人がそのように呼ぶようになったー

 津波を食い止める方法は?

ーあるー

どうすれば?

ーお前が考えろ。できないことなどないー
石段を下りて駐車場を目指しながらお話をしていましたが

ー仙台藩に伊達男が来るとはー

自分が伊達男であるとことを再認識いたしました。





















鹽竈神社でいただいた御神塩です。

塩の精製を伝えられた神様がお祀りされている神社からいただいたお塩です。大切に盛り塩にして玄関に飾ろうと考えています。





















鹽竈神社の御朱印です。

流暢な筆使いで流れるような書体の美しい御朱印をいただきました。

志波彦神社・鹽竈神社

〒985-8510 宮城県塩竈市一森山1-1 
電話:022-367-1611

アクセス
境内の東側から北側にかけて参拝者専用の無料駐車場が
4か所(第1・第2・第3・バス)があります。300台収容。


※詳しいアクセス情報やご由緒については🔗志波彦神社 鹽竈神社の公式ホームページをご覧ください。


















参拝の後は鹽竈神社からも眺望する事ができた塩竃市魚市場へ足を運びます。こちらの駐車場へと車を停めて…





















こちらの塩釜海の駅と塩竃市魚市場を見学しましょう。行ってきます!



















水揚げが行われる時間帯にはこちらで競りが行われている様子を見学出るようです。



















 おいしそうな鮮魚が並んでいますね!…と申し上げたいところですがこちらはすべてサンプルです。手に取って口に含んでみたら歯形が付いてしまいます。






















本日のまぐろ丼 1,000円

道の駅内にある食堂で腹ごしらえをしたいと思います。詳しい説明はありませんでしたが、おそらく本マグロやびんちょうマグロなど様々な種類のまぐろの切り身が乗っているまぐろ丼をいただきます。

 上品にいただかないことがおいしくいただくコツですよね。まずは豪快に醤油にワサビを溶かしてマグロに流しかけると、マグロに含まれている脂が溶けて醤油に流れ出します。一切れを箸で横に寄せ、醤油のかかったご飯と一緒に口の中に頬張ります。

 ねっとりとした甘みが口の中に充満し、芳醇な魚の香りとワサビ醤油の混ざった濃厚な味わいが鼻孔をくすぐります。付け合わせの茄子の煮びたしはとろとろとした舌ざわりの上品な味付けで、一緒に添えられているお吸い物を一口飲んで一息つきます。

 マグロとごはんの比率を考えながら最後まで丁寧にまぐろ丼を口に運びます。日本海側では決して味わう事が出来ない贅沢な一品でございました。


塩釜海の駅

〒985-0001
宮城県塩釜市新浜町1丁目13-1 中央棟2F
TEL 022-794-7246
FAX 022-794-7247
mail maguro@sanrikunosachi.co.jp

※塩釜海の駅についての詳しい情報は🔗こちらからご覧ください。





















仙台駅へ寄り道をして地元の新潟へと帰宅いたします。

テレビでもよくロケ地として拝見することの多く、とても煌びやかな駅ビルです。この足で繁華街へと足を延ばしてみましょう…





















 真冬であったにもかかわらず脚の露出が多い女性が多くいらっしゃったので非常に眼福でございました。


 仙台の繁華街は人も多く、地方都市として栄えるための条件がそろった東北地方の横綱とも言って良いほどに高度に発達した活気のある都市でした。

 伊達政宗公の居城である仙台城と楽天イーグルスやベガルタ仙台などのスポーツ文化が栄え、そして牛タンという強烈な食文化の象徴を携えたメトロポリスです。歴史文化、スポーツ、食を兼ね備えている都市は発展をする条件であるように感じます。





















お土産をしこたま買い込んでから、高速を使わずにゆっくりと帰路に就きました。

上質な食と歴史文化に浸ることが出来た満足ができた旅路でした。






 次回の参拝の作法その6では、「手水舎の作法完全ガイド」をお届けいたします。
なんとなく行っている手水にも、実は大切な順序と意味があります。初心者の方が見落としがちな手順を丁寧に解説し、その起源や清めの本質にもやさしく触れてまいります。



さらに近年注目を集める花手水の楽しみ方もご紹介。
形式だけではない、心を整えるひとときへ——いざ、参ります。




鹽竈神社を紹介している動画はこちらをご覧ください。


🌿 あわせて読みたい

  • ▶ 【初心者のための神社参拝完全ガイド】
    はじめての方でも安心して参拝できるよう、流れをまとめているページです。
  • ▶ 【参拝の基本の流れについて】
    神社へ到着してから参拝を終えるまで一連の流れを簡潔にご紹介します。
  • ▶ 【神社へ訪れる前に行う準備を解説】
    参拝時の服装や持っていくもの、必要な知識の準備までをまとめています。
  • ▶ 【鳥居のくぐり方と参道の歩き方を解説】
    鳥居や参道の歩き方の作法があります。その理由までを徹底解説!
  • ▶ 【手水舎の作法完全ガイド】
    参拝前に行う清めの意味と正しい手順を詳しく解説します。
  • ▶ 【二礼二拍手一礼の意味とやり方】
    拝礼に込められた本来の意味をわかりやすく紹介します。
  • ▶ 【社務所での授与品の受け方】
    お守りや破魔矢などの選び方や授与品が持つ意味について解説します。
  • ▶ 【御朱印の受け方・扱い方】
    御朱印の受け方から御朱印を受けることの意味についてまとめています。
  • ▶ 【おみくじと絵馬の作法完全ガイド】
    おみくじを引いた後や絵馬をいただいた後の書き方や扱い方をご紹介します。

※随時掲載する予定です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA







車で長距離を運転しながら神社を巡りをしています。旅先で出会ったグルメや神社の情報を余すことなく皆様にお伝えします!


こちらのホームページに興味をいただいた皆様により満喫していただけるように、このBLOGサイトの巡り方をご紹介しています。



使用しているタグ

素晴らしい!新着情報!!印象的!注目の!what’s new!!NEW Arrival!!

Episode.21 陸奥国一宮 鹽竈神社(むつのくにいちのみや しおがまじんじゃ)——塩の精製を伝え、国を拓いた武神を導いた海神

    今日は現在の宮城県の位置に当たる陸奥国一宮(旧国名についてはEpisoe.12越後国一宮彌彦神社をご参照ください)の鹽竈神社をご紹介します。実は地元の新潟から試験を受験するために仙台へ訪れた際に、塩釜まで少し足を […]

Episode.20 紹介済みの神社・用語のまとめ2(彌彦神社から新倉富士浅間神社まで)

全国各地を巡った神社の旅を振り返るまとめ第二弾。越後国一宮・彌彦神社をはじめ、東京の日枝神社や越後・春日山神社、山梨の新倉富士浅間神社など訪れた各社の由緒や見どころ、神話にまつわる用語を旅の空気ごと紐解く一冊です。

Episode.19 参拝の作法5(鳥居のくぐり方と参道の正しい歩き方)

「神社参拝の基本を学ぶシリーズ第5弾。今回は初心者が迷いやすい『鳥居の正しいくぐり方』と『参道の歩き方』を分かりやすく解説します。神様への敬意を込めた作法を身につけましょう。」

Episode.18 新倉富士浅間神社——桜が咲き誇る美しい姫神様をお祀りする神社

深い歴史を持つ山梨の新倉富士浅間神社を訪ね、富士山と桜、五重塔が織りなす絶景に息を呑む旅。木花咲耶姫命を祀り、春の桜や参道の風景、清らかな空気に包まれた参拝体験を臨場感たっぷりに綴っています。

Episode.17 参拝の作法その4(事前に行う準備) 

神社へ足を運ぶ前の準備を旅のように丁寧に紹介。服装選びから、御朱印帳やお賽銭用の小銭入れ、神社の御祭神や由緒の事前確認、参拝様式や境内の見どころまで、参拝をより深く楽しむための心得を綴っています

Latest Comments