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Episode.23 尾山神社 ——加賀百万石を作り上げた戦国武将と内助の功で支えた正妻

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 前回はVol.16でご紹介した加賀国一宮の白山比咩神社の旅路の途中で訪れた金沢市にある尾山神社へと参拝しようと思います!!

 

 尾山神社は金沢城公園の外郭に位置し、全国的にも有名な戦国武将である前田利家公がお祀りされている神社です。ステンドグラスを用いた非常に珍しい神門や利家公の銅像などの目に収めておくべき観光スポットが満載の神社です!




それではどうぞ最後まで旅のお供をお願いします…


参拝時に持っていくものや必要な知識の準備があります。
神社へ訪れる前にこちらをご覧ください。
▶ 【神社へ訪れる前に行う準備を解説】
















本日のRoute

朝4時半に出発して、高速道路を使用せずに、日本海側を海岸線沿いに6時間半かけて運転します。























Today’s Shrine

尾山神社

おやまじんじゃ

ご由緒・ご祭神

場 所:石川県金沢市尾山町11-1
御祭神:前田利家公
    お松の方



 金沢城は織田信長や豊臣秀吉に仕えた名将、前田利家公の居城である金沢城に隣接する尾山神社は、前田利家公とその正室であったお松の方がお祀りされている神社です。

有名な金沢の観光地である兼六園
金沢城の外郭にある日本庭園のことです。

 

 前田利家は、戦国時代から安土桃山時代にかけてご活躍された武将・大名です。加賀藩主・前田氏の祖でいらっしゃいます。豊臣政権の五大老の一人で「加賀百万石の祖」とも称されていらっしゃいました。


 どのようなご利益がいただけるのか明確には分かりませんでしたが、ご祭神でいらっしゃるのが著名な戦国武将とその正室のご夫婦ですので、おそらく勝負運や必勝祈願、良縁成就、家内安全の御神徳をいただくことができるのではないかと思います。






 NHK大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語』では俳優の唐沢敏明さんと松嶋菜々子さんが主演をされていらっしゃいました。作中でも描かれていたのかもしれませんが、ご祭神でもあるお松の方は9歳年上の従兄である前田利家公とご結婚をされた大変機転の利く、非常に光明な奥方様でいらしゃったそうです。

NHKの大河ドラマ「利家とまつ」オープニング曲です♪


神社の建築や配置には、すべて意味があります。
門前町・参道・鳥居などの建造物を詳しく知りたい方はこちらへ。
👉【神社建築の基本と意味をわかりやすく解説①】




































尾山神社へと到着いたしました。

こちらは尾山神社のステンドグラスを用いた神門で神社の神門としては非常に珍しい造りとなっています。

頂上に設置してある避雷針は日本最古のものだそうです。

こちらの神門をくぐると本殿が。さっそくくぐってみましょう。


神社の建築や配置には、すべて意味があります。
社務所・神門・社殿の構造を詳しく知りたい方はこちらへ。
👉【神社建築の基本と意味をわかりやすく解説②】





















神門をくぐった後で狛犬さんにお出迎えをしていただきました。

遠吠えをしているように見える、少し細身で引き締まった身体をしていらっしゃる狛犬さんです。





















こちらの手水舎で柄杓を用いて手水を利用していよいよ本殿へ参拝へと参りましょう。


鳥居をくぐった後、次に行うのが手水です。
正しい清め方には意味があります。
➡【手水の作法を詳しく解説】





















 こちらが尾山神社のご本殿ですね。立派です。神社の造りとしては珍しく、綺麗な瓦屋根の御本殿で写真では確認することができませんが、欄間は極彩色の華麗な彫刻が施されているそうです。

 神社の絵馬を奉納していらっしゃる方も数多くいらっしゃいますね。勝負運を授けていただけるように祈願いたしました。


拝礼の作法には、ひとつひとつに意味があります。
二礼二拍手一礼の正しいやり方と意味はこちらで詳しく解説しています。
👉【二礼二拍手一礼の意味と正しい作法】





















尾山神社ご鎮座150周年を記念して写真を撮影するためのパネルが設置されていました。

本殿側からシンボルとなっている尾山神社の神門を覗いた秀逸な写真を一枚撮影。





神門についての解説



神門とは神社敷地内において聖域と俗世を区切る門のこと

 社殿への入り口に設置されることが多く、神聖な空間への結界の役割を果たします。神門には、建物の様式によって鳥居、楼門(ろうもん)、二重門(にじゅうもん)など様々な種類がありますが、神社に特有の門の構造を持つものは「神門(しんもん)」と呼ばれます。




神門の役割とは…

結界としての役割

神門は、神様が住む神聖なエリアと、人間が普段生活する俗世との境界線を示し、空間の聖俗を分ける結界として機能します。


 このように、神門は単なる建物の入り口ではなく、空間の区画、参拝者の心の持ち方、そして神社の権威を象徴する重要な要素です。

 楼門は二階建ての門であり、上層部分には神様を守護する像や武士の像が祀られていることが多く、特に大きな神社では見られることが一般的です。一方、随神門は、左右に武士の像(随神)を配置し、神域を守護する役割を担います。

※神門についてのより詳しい解説は今後BLOGにて投稿いたしますのでご期待ください。






















 尾山神社のご本殿を背景にして利家公の大鯰尾形兜を撮影いたしました。この兜をまとって戦に望み、勝てば必ず領土を拡大したという逸話が残っています。


鳥居をくぐった後は、次にこの作法を行います。
必ず抑えておきたい参拝作法はこちら!
→ 【参道の歩き方について詳しく見る】





















若かりし頃は槍の名手であったそうで、織田信長や豊臣秀吉にお仕えをし後に加賀百万石の名主として名を馳せた戦国大名でした。正室のお松の方とは従妹同士であったそうです。




















 正室お松の方の像です。当時は自由に恋愛結婚が認められた時代や家柄ではなかったのかもしれませんが、政略結婚や人質といったしがらみから逃れ、非常に仲睦まじいご夫婦であったと伺っています。





















 尾山神社の神苑です。尾山神社の境内は広い敷地となっていて本殿に向かって右側に位置するこちらの神苑では涼を取る事ができます。

足を踏み外して必要のない禊を行わないように気を付けます。


鳥居のくぐり方を知ることは、参拝の第一歩にすぎません。
一連の流れを通して理解すると、神社での時間はさらに深まります。
➡【神社参拝の完全ガイドはこちら】





















 東神門と呼ばれる金沢城側に面している神門です。金沢城の度重なる火災でも焼け残ったという謂われのある龍神の彫刻をあしらった門だそうです。二匹の竜が水を呼んだため焼け残ったという言い伝えがあります。






















尾山神社 御朱印

非常に体裁の整った字体の御朱印です。
尾山神社の御朱印です。

尾山神社

〒920-0918 石川県金沢市尾山町11-1
TEL/076-231-7210 FAX/076-231-4685

アクセス
電車  金沢駅下車タクシー5分
バス  北鉄バス南町・尾山神社下車徒歩3分
車   高速金沢東インターより20分、高速金沢西インターより30分 

※尾山神社についての詳しいご由緒アクセス情報について尾山神社の公式ホームページをご覧ください。






















ここから金沢城へと足を踏み入れていきます!!

金沢城の鼠多門

先ほど通ってきた東神門側に位置する尾山神社と金沢城を結ぶ門です。

こちらの橋の下には車が通行しており、戦国時代の歴史を感じながら近代との懸け橋を渡ります。





















金沢城玉泉院丸庭園で出会ったカラス。神社を後にしたのだがなぜかこの辺りで氣当たりのようなものを感じました。


神社で出会うと縁起のいい動物7選
——「神様からの歓迎サイン・幸福の前兆」

今後掲載する予定です。





















こちらが私の乏しい資金をつぎ込んでなんとか入館した五十間長屋です。

左手側には二の丸御殿を建設している最中のようです。

※2023年7月に訪問しました。





















長屋内部の石落としの仕掛けがこちらです。必死の思いで登ってきた敵襲に向かって容赦なく岩石を落としたのでしょうか。





















再建されたばかりの長屋でしたので場内は非常に新しい建物の匂いがいたします。

再建当時に残されていた装飾品や職人の方々の匠の技を紹介している様子でした。






















金沢城公園

〒920-0937 石川県金沢市丸の内1番1号
TEL 076-234-3800 FAX 076-234-5292

開園日時
年中無休(玉泉庵除く)
3月1日~10月15日  7:00~18:00(退園時間)
10月16日~2月末日 8:00~17:00(退園時間)
夜間開園は毎週土曜日及び指定日
外周部の石垣ライトアップは毎日22時まで

こちらについての詳しい情報は金沢城公園の公式ホームページをご覧ください。





















金沢駅の正面に堂々と構えるシンボルがこちらの「鼓門」です。

日が暮れた頃に到着したので、駅の構内その周辺は綺麗にライトアップされていました。





















 金沢駅近くの居酒屋で一杯。まずは地の魚を使用した刺し盛りを注文。私の地元新潟ではあまりお目にかかれない地魚が器に盛られておりました。まずはワサビではなく生姜を溶かした醤油にサシの入った肉厚の切り身の端を浸して口に運びます。すかさず金沢の辛口を含んで口の中を流します。

 次に注文したのは加賀野菜の天ぷら。加賀れんこん、金時草、打木赤皮甘栗かぼちゃなどを使用している様子でした。天つゆにおろしの雪を溶かして、そこに蓮根をくぐらせ一口頬張ります。薄い衣と薄い蓮根のサクッとした食感を味わうと、天つゆの薫り高い風味がふわっと鼻孔をくすぐります。再び先ほどの澄んだ辛みを一口。気分よく店を後にいたしました。



はす屋 金沢駅前店

〒920-0853  石川県金沢市本町1-7-2 みやび・る金沢1F

アクセス
JR北陸本線 金沢駅 兼六園口(東口) 徒歩5分

月・火・木
17:00~23:00
(L.O.22:30、ドリンクL.O.22:30)
※お席の2時間制を頂戴しておりますので、予めご了承願います。金~日
17:00~24:00
(L.O.23:30、ドリンクL.O.23:30)
※お席の2時間制を頂戴しておりますので、予めご了承願います。

定休日:水曜日その他(2023年9月4日~2023年9月6日

※こちらの詳しい情報はぐるなびにて掲載しています。🔗はす屋金沢駅前店





















 金沢市での観光中に伺った話では「現代でも前田利家さんのおかげで街が繫栄しているんです」とおっしゃっていました。加賀百万石と呼ばれる栄華を築き上げ、現代においても尊崇の念を集める前田利家公の御神徳に触れさせていただくことが出来ました。



 次回は神社で出会うと神様からの歓迎サイン!——神社で出会うと縁起のいい動物7選——をお伝えいたします。参拝に訪れる際に、神社で幸運を知らせてくれる動物と出会う事があるかもしれません!

 お時間がございましたらお見逃しのないようにぜひ覧ください!





参拝の作法を徹底ガイド!

※随時掲載する予定です。






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車で長距離を運転しながら神社を巡りをしています。旅先で出会ったグルメや神社の情報を余すことなく皆様にお伝えします!


こちらのホームページに興味をいただいた皆様により満喫していただけるように、このBLOGサイトの巡り方をご紹介しています。



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