今回は山梨県の風光明媚な桜の名所でもある新倉富士浅間神社へと参拝に参りました。
木花咲耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)を御祭神としているこの神社は、富士山をご神山として「富士とさくらと五重塔」で日本百景にも選出されている有名な名所です。
果たして富士山のご来光を目に収めることはできるのか、それとも元々ご来光など目に収める目的ではないのか!?
皆さま今回は山梨の絶景を存分にお楽しみください…
今回のルート

早朝5時に新潟駅を出発して。
いつもとは違い今回は高速道路を使用します。関越道を使用して湯沢から群馬の前橋を通過します。
東京側から山梨県へ入り今回の目的地へと向かうルートを通ります。
Today’s Shrine
新倉富士浅間神社

場 所:山梨県富士吉田市浅間2-4-1
御祭神:木花咲耶姫 (このはなさくやひめ)
大山祗命 (おおやまづみのみこと)
瓊瓊杵尊 (ににぎのみこと)
ご由緒・ご祭神
新倉富士浅間神社は、富士山と桜と五重塔の美しい景観で知られ、特に春の桜の季節には多くの観光客が訪れます。安産や縁結びのご利益があるとされ、富士山の美しい景色にも触れることが出来ます。
木花咲耶姫(このはなさくやひめ)とは…

※この画像は「木花咲耶姫命」というテーマでChatGPTにて生成いたしました。
「木の花(=桜)が咲くように美しい姫」という意味の名前
・富士山の女神(富士山の噴火を鎮める)
・桜の女神(はかない美しさ、春の象徴)
・火難除け・安産・子授け・縁結びのご利益
大山祗命の御子神(お子様の事)である木花咲耶姫は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の后神(奥さまの事)で山幸彦、海幸彦はその二人の子供にあたる。山幸彦は初代天皇である神武天皇の祖父にあたる。
※令和7年の「新倉山浅間公園桜まつり」は4月1日~4月18日まで開催されていました。
▶「桜の花が咲くように咲き栄える女性」
日本全国に1300社以上存在する浅間神社のご祭神である木花咲夜姫は「天孫降臨」の神話に登場する女神(じょしん)です。「桜の花が咲くように咲き栄える女性」と称えられ、天孫と称された瓊瓊杵尊に見初められました。父である大山祗命(おおやまづみのみこと)は姉の石長比売(いわながひめ)と共に嫁がせようとしたが、邇邇芸命は石長比売があまり美しくなったために送り返し、美しい木花咲夜姫とだけ結婚しました。
石長比売を妻にすれば邇邇芸命(ににぎのみこと)の命は岩のように永遠のものになるはずでしたが、木花咲夜姫のみを妻にしたため、その命は木の花のようにはかないものになってしまいました。それで天神の子孫である天皇に寿命が生じてしまったといい、神々の時代から天皇の時代への途中に位置づけられる神話となっています。
その後、一夜にして天孫の御子を授かったですが、多くの苦難が待ち構えておりました。そのお話はまた次回にお伝えしようと考えています。

朝5時に新潟を出発して途中のパーキングで休憩を取りながら…

一般道路を使用して運転を続けますが、私はナビの指示通りに走行しなければ目的地には決してたどり着けません。

山梨県側からは富士山のお姿を伺う事は出来ませんでしたが、山梨県側から通じる山岳トンネルを抜けたとたんに右手側に富士山を望むことができます。

新倉富士浅間公園の桜祭りの開催中には、小学校のグラウンドを臨時駐車場として利用している様子です。辺り一帯の駐車場は個人宅で運営している駐車場であっても一律1,000円で利用することができました。

こちらの道路の先ほどに社殿らしき建物の姿が見えてきましたね。そろそろ新倉富士浅間神社のご本殿がお目見えするのでしょうか…

ようやく到着いたしました。辺りはアジアの各地からいらっしゃったの方々のみならず、世界各国から観光にいらっしゃった方々でごったがえしております。

外国人観光客の方には手水舎もフォトスポットとなる様子で…

こちらの無骨な石造りの手水舎の上で荒々しく佇まれている龍神様のお姿も、観光客の皆様の写真に収められることがあるのでしょう。

参拝中の女性の太ももが気になります笑。神様、もう少しだけ世界中の女子のスカートが短くなりますように…

いよいよ山頂にある展望デッキを目指して登山を開始いたします。

山頂にたどり着くまでに何度もお目見えする富士山。いや、これからは富士様と呼ぶことにいたします。

新倉山の山頂まで延々と桜並木が続きます。優雅な写真を一枚撮りながら…

有名なフォトスポットである展望デッキまでの待ち時間は45分だそうです。私も長蛇の列の後ろに陣取ろうと思います。

「あなたは今、この絶景を目にしたことがあると考えていますね」と木花咲耶姫命さまもおっしゃっています。

展望デッキの様子はこちら。あなたたちは撮影をしている側だとお思いでしょうが、私からすればあなたたちが撮影されているのです。

45分も順番待ちをしたのにもかかわらず滞在時間は3分ほどでした。若干、名残惜しい気持ちもいたしますがそそくさとこの場を後にします。

帰路につく帰り道にも絶景が続きます。

帰り際に観光客がこぞって撮影しているのは何かと目線を上げてみると…

ご来光を望むことはできませんでしたが、鳥居の内側に富士様がいらっしゃいました。 本日は一日のうちに神々しい絶景ばかり目にしてしまったので少し気圧されてしまいました。
…家に帰ったらカップラーメンでも食べよう。

こちらが新倉富士浅間神社の御朱印です。
富士、さくら、五重塔もしっかりと印字していただきました。
新倉富士浅間神社
〒403-0031 山梨県富士吉田市浅間2-4-1
TEL.0555-23-2697
アクセス
富士急行線『下吉田駅』から徒歩5分。
※詳しいアクセス情報やご由緒については🔗新倉富士浅間神社の公式ホームページをご覧ください。

参拝の後は山梨のご当地料理で腹ごしらえ。ほうとうの名店「皆吉」(みなき)へ。

山梨県の郷土料理であるほうとうをいただくために皆吉(みなき)へとやって参りました。非常に縁起の良い店名ですね、と言いながら食べ進めようと思います。

特製皆吉ほうとう(卵入り)2,200円
大きな鉄鍋いっぱいに食材を使用した贅沢な一品。野菜のうまみや鶏出汁のうまみが溶け込んだ汁をすすると、口の中いっぱいに幸せが広がります。半熟の卵をどのタイミングで割ろうかと考えながら食べ進めます。ほうとう独特の麺の歯応えを感じ、食材の旨味の溶けだしたスープを飲みほして完食いたしました。

こちらのお店は古民家を改築して営業していらっしゃるようです。山梨にお越しの際はぜひこちらへ。
皆吉
〒409-1315山梨県甲州市勝沼町等々力1372
電話0553-44-0004
営業中 · 18:00に営業終了します
※詳しいアクセス情報や営業時間については皆吉公式ホームページをご覧ください。
今回は本来の目的である神社の参拝ではなく、絶景スポットのご紹介が話題の中心となってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
元々、朝5時に新潟を出発したので、富士山のご来光など崇められるような時間帯に到着してはいませんでしたが、絶景を眺めることを十分に堪能することができました。現地の料理をたらふくいただいて、非常に満足した旅路を歩んで帰路に就くことができました。
皆さま、私がBLOGに掲載している情報は皆様が神社の参拝に訪れる際に十分にお役に立てておりますでしょうか?
次回は参拝の作法その2と称して鳥居のくぐり方と参道の歩き方の作法についてお伝えさせていただき、実際に皆さまが神社の参拝をする際に参考にしていただきたいと考えております!
いざ、次回参拝の作法の旅に参りたいと思います!





