これまでにご紹介した神社の名前一覧

Vol.11 越後国一宮 彌彦神社(えちごのくにいちのみや やひこじんじゃ)
場 所:新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
御祭神:天香山命(あめのかごやまのみこと)
※別名 高倉下命(たかくらじのみこと)

Vol.12 日枝神社(ひえじんじゃ)
場 所: 東京都千代田区永田町2丁目10番5号
御祭神:大山咋神(おおやまくいのかみ)

Vol.13 春日山神社・上杉神社(かすがやまじんじゃ・うえすぎじんじゃ)
場所:新潟県上越市大豆1743
御祭神:上杉謙信公


Vol.15 新倉富士浅間神社(あらくらふじせんげんじんじゃ)
場 所:山梨県富士吉田市浅間2-4-1
御祭神:木花咲耶姫 (このはなさくやひめ)
大山祗命 (おおやまづみのみこと)
瓊瓊杵尊 (ににぎのみこと)

Vol.17 陸奥国一宮 鹽竈神社(むつのくにいちのみや しおがまじんじゃ)
場所:宮城県塩竈市一森山1-1
御祭神:鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)
武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)
経津主大神(ふつぬしのおおかみ)

Vol.18 尾山神社 (おやまじんじゃ)
場 所:石川県金沢市尾山町11-1
御祭神:前田利家公
お松の方

Vol.19 新潟大神宮(にいがただいじんぐう)
場 所:新潟県新潟市中央区西大畑町5195
御祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
豊受大神(とようけのおおかみ)


ご祭神の説明の一覧
天香山命(あめのかごやまのみこと)
※別名 高倉下命(たかくらじのみこと)
天照大御神のひ孫にあたられる。神武天皇が神武東征の折に韴靈剣(ふつみたまのつるぎ)献上し危機を乗り越えるきっかけを作った神様。
大山咋神(おおやまくいのかみ)
名前の「くい(くひ)」は杭のことで、大山に杭を打つ神としての御神格をお持ちです。大きな山の所有者であり山の地主神を意味します。また、農耕(治水)を司る神様でもあります。
上杉謙信公
戦国最強の武将と謳われ、生涯勝率は9割5分もあったことから勝負運向上のご利益をいただける神様としてお祀りされている。
木花咲耶姫 (このはなさくやひめ)
大山祗命の御子神で、天孫降臨の神話に登場される瓊瓊杵尊の后神。お二方の御子神の山幸彦は初代天皇である神武天皇の祖父にあたる。
鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)
東北地方を平定する役目を担った武甕槌大神・経津主大神の二柱を道案内した。海幸彦・山幸彦の説話に登場してえいらっしゃる博識の神様としても登場する。
前田利家公・お松の方
槍の名手で、織田信長公や豊臣秀吉公にお仕えをし、後に加賀百万石の名主として名をはせた戦国大名。正室のお松の方は内助の功で利家公をお支えした。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
太陽を神格化した太陽神、天皇の祖である皇祖神として書物に記されている。神産み、国譲り、天岩戸などの主要なお話の中心として登場する日本人の総氏神様であり日本の最高神。
用語の一覧
天孫降臨とは…
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天照大御神の孫である瓊瓊杵尊に三種の神器(八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣)を持たせ、天宇受売神や猿田毘古神が先導として同行し、地上世界の高千穂に降臨した神話の事。
天香具山命と韴靈剣(ふつみたまのつるぎ)の関係…
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東征中の神武天皇(神武東征)が熊野にて敵の毒気により昏睡に陥った際に天照大御神と武甕槌命は天香山命に武甕槌命が国土平定に用いられた霊剣の韴靈剣(ふつのみたまのみつるぎ)を神武天皇に献ずるよう夢の中で告げました。神武天皇に韴靈剣を献じたところ、霊剣の威力によって昏睡から覚醒し、天香山命の韴靈剣献上の大功により危機を乗り越え、その後初代天皇として即位したといわれています。
旧国名について
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律令制の時代の行政区分の事。律令制とは奈良時代から明治時代までの事で各地域に役所(国衙)が置かれた。ちなみに、旧国ひとつに一宮が一つ存在するのが一般的。
二十二社とは…
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平安時代に朝廷から特別な恩恵を受けた格式の高い神社のこと。(三重県の伊勢神宮、奈良県の春日大社、京都の伏見稲荷大社、松尾大社など22の神社が定められている)
鳥居についての説明
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鳥居の語源には大きく分けて3つの説があり、天照大御神にまつわる有名な日本神話である「天岩戸の神話」にて「常世の長鳴鳥」が止まった宿り木をルーツとする「鶏居(鶏の止まり木)」である説と、神様が「通り入る」という意味が転じた言葉という説があります。もう一説にはインド仏教にみられる「トラナ」と呼ばれる門海外の建築様式を求める説があります。
「鳥居」の役割には、鳥居は神域と俗世との境界を示し、神聖な神域を区切る役割があり、鳥居をくぐることで参拝者が悪い運気を払い、浄化させるとも言われています。
神社の建築様式の解説
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神社の本殿や拝殿などの形式が一様であるとは限りません。一般には神門をくぐった先に※拝殿が存在し、その後方に※本殿が位置している場合が多くあります。
※拝殿とは…一般的に賽銭箱が置いてあり、参拝客が参拝を行う場所。
※本殿とは…拝殿の奥に位置する社殿で、ご神体がお祀りしている場所。
神社の建築様式としては、神門をくぐった正面に左右宮拝殿が存在し、その右側に別宮が位置している鹽竈神社や他にも本殿が四つ存在する住吉大社、複数の拝殿が並列に並んでいる熊野本宮大社などが存在します。
神門についての解説
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神門とは神社敷地内において聖域と俗世を区切る門のこと。神社の門は参道の途中に設置されており、これをくぐることで、さらに神聖な領域へと進んでいくことになります。
氏神様とは
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自分が住んでいる土地を守護する神様です。
- 土地の守護神: 地域を守り、その地域に住む人々(氏子)を守護する神様です。
- 元は一族の守護神: 古代では、血縁関係にある一族(氏族)が祖先神や守護神として祀る神様でした。
- 「産土神(うぶすながみ)」との混同: 中世以降、「産土神(生まれた土地を守る神様)」と氏神が混同され、現在では地域を守る神様を指す言葉として一般的に用いられるようになりました。
神産みの神話
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様々な神々が生まれた神話のことを指すのが神産みの神話です。
天照大御神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国から生還し、黄泉の穢れを洗い流した際、左目を洗った際にお生まれになりました。同時に、右目から生まれた月読命(つくよみのみこと)、鼻から生まれた素戔嗚尊(すさのおのみこと)と共に、三貴子と呼ばれます。
高天原(たかまがはら)とは…
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日本書紀などの日本神話において天照大御神などの天津神(あまつかみ)が住まわれていた天界のような場所であるとおっしゃる方もいらっしゃいます。地上の人間が住む世界である葦原中国(あしはらのなかつくに)や、地中にあるとされる根の国・黄泉(よみ)に対し、天上界にあったと伝えられています。
千木の内削ぎ、外削ぎとは…
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本殿の屋根の両端に出ている角のような装飾が、御祭神が男神の場合は外削ぎ(先端を地面に対して垂直に削る)のものと、女神の時は内削ぎ(水平に削る)ものという説があります。



































