Gosai神は武甕槌で!

Vol.22 武蔵一宮 氷川神社(むさしいちのみや ひかわじんじゃ)



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 今回は埼玉県大宮市(旧国名:武蔵国)の一宮である氷川神社へと参拝して参りました。

※一宮(いちのみや)とは、その土地で最も社格の高いとされる神社のことです。



 関東近辺に約280社ある氷川神社の総本社で、東京、埼玉、神奈川一帯を意味する旧国名:武蔵国の一宮として鎮座していらっしゃいます。その地名である「大宮」の宮とは神社を意味し、大いなる宮である氷川神社がこの地にあることから名付けられた地名だそうです。

 日本神話にも登場するあの有名な八岐大蛇(やまたのおろち)退治の伝説にまつわる神様がお祀りされている神社です。







 御祭神がお持ちのご利益を得て、八岐大蛇伝説のように悪を絶つことは叶うのでしょうか?叶わないのでしょうか!?

ご報告は後程に。





















本日のRoute

今回も愛車であるHONDAのFITに乗って高速道路を使用せずに移動いたします。国道8号を南下してほぼ右左折をせずに道なりに進むと群馬県を通過して埼玉県に入り大宮に到着いたします。

 いくつもの新幹線が乗り入れている高架下をくぐって大宮駅周辺に駐車します。























Today’s Shrine

武蔵一宮 氷川神社

むさしいちのみや ひかわじんじゃ


ご由緒・ご祭神

場 所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町 1-407
御祭神:素戔嗚尊(すさのおのみこと)
    櫛名田比売(くしなだひめのみこと)
    大己貴命(おおなむちのみこと)






 氷川神社は武蔵国を中心として全国に約280社あり、大宮にご鎮座している氷川神社はその総本社です。氷川神社は荒川流域に多く鎮座していらっしゃるそうです。創建されてから二千余年経過していらっしゃいます。第五代孝昭天皇の御代3年4月未の日の創立と伝えられているそうです。

社名の由来は出雲大社が鎮座していらっしゃる地である、出雲の大河である「斐伊川」に由来していると言われています。



 須佐之男命と稲田姫命は夫婦の神様なので、結婚運、家内安全についてもご利益があるそうです。八岐大蛇を退治した神様でもあるので、厄除けのご利益やその他、商売繁昌、交通安全などのご利益も戴けると言われています。



















※この画像は「素戔嗚尊」というテーマでChatGPTにて作成いたしました。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)

三貴子(天照大御神、月読命、素戔嗚尊)の内の一柱です。乱暴な性格として描かれる一方で、八岐大蛇を退治する知恵と正義感を持つ英雄的な側面も持ち合わせています。



三貴子とは…

「さんきし」または「みはしらのうずのみこ」とお呼びいたします。古事記で邪那岐命(イザナキ)が禊で黄泉の汚れを落としたときに最後に生まれ落ちた三柱の神々のことです。



八岐大蛇退治

 素戔嗚尊が地上世界の出雲に降り立つと、「頭が八つある八岐大蛇(ヤマタノオロチ)という怪物が、娘を食べてしまう」と話す親子に会います。

 櫛名田比売(クシナダヒメ)というその娘に恋をしてしまったスサノオは、櫛名田比売と結婚する誓約の元で、八岐大蛇を退治する事にしました。

 家の周囲に垣根をつくり、強い酒を入れた大きな甕を置きます。素戔嗚尊は酒に酔って寝ている隙を突いてヤマタノオロチを退治しました。最後にシッポを切ったとき、出てきた剣が三種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)です。剣を天照大御神に奉り、その後この地で長く稲田姫命と暮らしました。






大己貴命(おおなむちのみこと)

素戔嗚尊と稲田姫命の六世の孫で別名は大国主命(おおくにぬしのみこと)とおっしゃいます。全国的にも有名な出雲大社に祀られていらっしゃる神様。国譲り因幡の白兎の神話で登場します。





















日本一長い参道といわれている氷川神社の参道、通称「氷川参道」です。南北に2km伸び、両側に美しいケヤキ並木が並んでいます。みなさま小説でも読んでいらっしゃるのでしょうか?

先を急ぎましょう。





















氷川神社二の鳥居です。氷川参道は南北にまっすぐ、一直線にご本殿まで参道が伸びています。

一直線に出世の道を進みたいと思っていますが、せっかく途中においしそうなお団子屋さんや綺麗な女性が愛犬を連れて散歩していらっしゃいますので寄り道をしていくのが人の道です。





















鳥居の麓にいらっしゃる少し丸みを帯びた凛々しくもかわいらしい印象の狛犬さんです。





















三の鳥居(木製の明神鳥居)に到着し、いよいよここからは氷川神社の境内に入ります。鳥居についての説明は※Vol.14 鳥居についての解説をご覧ください。





















 日本海軍が誇る当時世界最大の戦艦武蔵の碑です。艦内に武蔵神社という神社が設けられ、御祭神には氷川神社の御祭神が祀られていたそうです。





















摂社・氷川稲荷神社です。いくつもの鳥居が連なっている「千本鳥居」が施されているのは概ね稲荷神社であると考えて間違いありません。くぐってみたいと思いますよね?





















各地に存在する千本鳥居ですが、この鳥居をくぐるのが醍醐味なんですよね。小学生時代に卒業式や送別会などで花道を作っていただいたことなどない私には非常に感慨深いものがあります。



















摂社・宗像神社


※摂社・末社とは…

  • 摂社(せっしゃ)とは、本社の祭神と縁故の深い神を祀る社のこと
  • 末社(まっしゃ)とは、それ以外の小規模な社のこと


摂社・末社とは

規模の大きな神社には摂社や末社が多く存在しますが、伝統的には摂社の方が末社よりも格式が高く、本社の祭神の親族や配偶者、あるいは関連性の深い神を祀ることが多いです。

 本殿に祀られている主祭神とは別に、本殿に祀られている主祭神と関係の深い神様である御子神・后神(主祭神の子供や奥方)、地主神などが祀られている社のこと。末社は摂社よりも規模が小さく、簡素な造りのものが多いそうです。





















柄杓のあるタイプの手水舎でしょうか。柄杓を用いた手水の使い方も作法があります。



















少し古風な印象の氷川神社の花手水です。「はなてみず」や「はなちょうず」と呼ばれます。手水鉢に花を浮かべる花手水ですが、意外と由緒の歴史は新しいもので、2017年に京都にある寺院初めて行われてから全国的に広まったと伺っています。





















縦横の比率が非常にバランスがよく感じる氷川神社の楼門です。神門の神社の見所の一つです。
















楼門の手前まで来ました。私はすべての女性が美しいと感じてしまいますが。空色の和服を纏っていらっしゃる後ろ姿の女性も、おそらく大変美しい方であると素戔嗚尊もお喜びであると思います。





















舞殿の前で七五三詣にいらっしゃったご家族のお姿が微笑ましいですね。私は新潟甚句(盆踊り)しか踊れませんが舞殿で舞を奉納してよろしいですか?





















主祭神がお祀りされている「本殿」の前に位置するのがこちらの「拝殿」です。我々のような欲の深い下々の民が少額のお賽銭を投げ入れ、宝くじが高額当選しますようにと神様に祈願するのがこちらの拝殿です。





















拝殿の奥に位置する本殿の千木

 祭神が男神の社は外削ぎ(先端を地面に対して垂直に削る)です。氷川神社はご祭神が男神の素戔嗚尊ですから外削ぎの千木が施してあります。

 それに対して女神の時は内削ぎ(水平に削る)であることが多いです。参拝した際には注意をしてみると非常に興味深いと思います。





















御神木の夫婦楠

ご祭神である素戔嗚尊はご夫婦でお祀りされているため、縁結び、結婚運や夫婦円満のご利益があるとされています。この夫婦楠に祈願するとより一層願いが成就するとされています。





















神池

池のほとりで一息。日差しが眩しいですね。鴨が泳いでいますが、神社で出会うと幸運のサインである動物も数多く存在します。





















氷川神社の御朱印

勢いのある流れるよな筆さばきでかっこいい御朱印です。「氷」の文字の大胆な筆さばきがとても綺麗ですよね。

武蔵一宮 大宮氷川神社

〒330-0803
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
TEL:048-641-0137(受付時間 9:00~16:00) FAX:048-647-1213

アクセス
電車:「JR大宮駅東口」から徒歩約15分
自動車:「さいたま新都心西I・C」から約15分。「岩槻I・C」から約20分
























参拝の後に大宮駅前の一番街商店にあるビストロボナペティで腹ごしらえです。



















店内は満席です。おいしいハンバーグがいただけるという事で伺いました。レトロな雰囲気でいいですね。





















ビストロハンバーグランチ 1,200円

 味わいの深いレトロな器に盛りつけられた丸みのあるハンバーグは、飾りつけにもお店のこだわりを感じます。

 テーブルに届いた瞬間にデミグラスソースの香りが鼻孔をくすぐります。ナイフを一つ入れると程よい弾力と肉本来のジューシーさを感じます。おそらく赤ワインでじっくり煮込まれたのでしょうかこの特性のデミグラスソースの豊潤な香りと牛肉本来の肉質とうまみを味わいながらをライスを一口頬張ると口の中で程よく混ざり合って格別にうまい。付け合わせもアクセントにちょうどいい。参拝の後の体に染みる満足のいく一品でした。






ビストロボナペティ/ヨルボナ-呑場-

埼玉県さいたま市大宮区宮町1-82-2F
電話番号048-641-4845

アクセス
大宮駅東口徒歩3分。「一番街」の中ほど、ラケルさんの2階。

営業時間月、水~金: 11:30~15:00 (料理L.O. 14:30 ドリンクL.O. 14:30) 17:30~翌0:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:30) 土、日、祝日: 11:00~15:00 (料理L.O. 14:30 ドリンクL.O. 14:30) 17:30~翌0:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:30)

定休日 火
不定期で連休あり

※詳しくはビストロボナペティ/ヨルボナ-呑場-の公式ホームページをご覧ください。























上京した頃は叶いませんでしたが、レインボーブリッジを車で渡るという夢を叶えにやって参りました。





















難解な首都高の道のりをナビに案内していただきながらようやくたどり着きました。車内は「踊る大捜査線」のテーマ曲Rhythm and Porice♪で





















神社の参拝を行うようになってから、自分の感情の赴くままに行えているように感じることがあります。









































 愛車で高速を使わずにゆっくりと新潟から大宮まで7時間をかけて到着した今回の旅。首都高を走りながらレインボーブリッジを軽快にドライブして帰路に就きました。

 ドライブ中に感情的な運転を行う運転手に対して対抗することは叶わず「悪を絶つ」という素戔嗚尊の御神徳を完全に全うすることはできませんでしたが、戦い勇むことがすべてではないという境地に辿り着くことができました!

次回は、東京にいながら伊勢参りができることで良縁成就のご利益のあるという神社へのと参拝したいと思います。



いざ東京のお伊勢さんに参拝へと参ります!























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この画像は狛犬というテーマでChatGPTにて生成いたしました。

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神社の参拝を目的に全国を旅しています。いままで曖昧であった神社の知識をひも解き、楽しく神社の参拝を行えるようにBLOGを通して皆様にご紹介いたします。

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