今回はいつもと趣向を変えて、皆さんと一緒に神社の参拝作法の旅にお連れしたいと思います!!
私自身の考えも踏まえながら、神社の参拝方法について今まで漠然と行ってきたものよりも、もう少し詳しい知識が身に付くような旅に皆さまお連れいたします。
実は神社の作法には、必ず行わなければならないというような決まった作法はないそうです。
これからBLOGで時々、手水の利用方法や拝殿での拝・拍手の仕方、どのくらいのお賽銭の金額が適切なのか、鳥居のくぐり方やおみくじの扱い方、御朱印の頂き方などの作法についての特集を掲載いたしますのでぜひ今後もご覧ください。
その1の今回は参拝をより楽しく、有意義なものにするために、神社の参拝で必要な「事前にしておく準備」についてご説明させていただきたいと考えております!
どうか最後までお付き合いください!
事前に行う準備
STEP.1 参拝時の服装
STEP.2 参拝用アイテムの確認
STEP.3 御祭神を確認する
STEP.4 ご由緒を確認する
STEP.5 参拝様式についての確認
STEP.6 本殿以外の見所を確認する
STEP.1 参拝時の服装

まずは参拝をする際の服装についてのご説明をさせていただきます。
参拝時の服装に関しては、特に決められたものはないそうです。しかし、正式な参拝の際に必要な服装や避けた方がよい服装があるようです。
①正式な参拝の服装
②旅行時の参拝の服装
③避けた方がよい服装
①正式な参拝の服装 正式な参拝を行う際(社殿の中など)には、男性はスーツにネクタイ、革靴、女性も同様にスーツやフォーマルな場での服装を心がけるとよいそうです。
②旅行時の参拝の服装 旅先での参拝には軽装になってしまう事が多くあると思います。夏の海や山に出かける際には 、ラフな服装でもまったく構う必要がないと伺いました。
最も大切なことは、その土地に鎮座していらっしゃる神様に敬意を表し、地域の方々が平安に暮らせるよう祈りを捧げていらっしゃったことや旅行をすることが出来る喜びへの感謝を行う事であると伺いました。
③避けた方がよい服装 神社参拝の際には軽装であっても構わないと伺いましたが、タンクトップ、短パン、サンダルなど露出の高い服装はなるべく避けた方がよいというお話も伺いました。
▶革製品について
※一説によると、革靴が正装として用いられるため、神道において革製品を神社に持参することは特に問題のないことであるというお話も伺ったことがあります。そのため私は天然皮の小銭入れをお賽銭を入れるために使用していますが、動物の殺生を連想させるため革製品を使用する参拝は避けることが無難であるとおっしゃる方もいらっしゃいます。
はっきりとしたことは申し上げられませんが、使用される際にはお気をつけてご使用ください。
STEP.2 参拝用アイテムの確認

つぎは参拝するためのアイテムの確認です。
これから神社の参拝をご趣味とされたい方には、特に参考にしていただくとよいかもしれません。
①御朱印帳
②お賽銭用の小銭入れ
③ハンカチやハンドタオル
①御朱印は参拝をした証明にいただくものです。特に県外の有名な神社へ参拝した場合に御朱印帳を忘れてしまい、私は非常に後悔をしてしまった経験がありました!
②頻繁に神社へ通う方はお賽銭用の小銭入れを所持すると大変便利です。常日ごろ、必要な貨幣をその財布の中に蓄えておくと参拝が非常にスムーズに行えます。
③ハンカチやハンドタオルは手水舎にて手を清めた後に手を拭うために持っていると、非常にスマートに参拝を行うことができます。私はいつものようにハンカチを忘れてしまい、手水の滴る手で神社の境内を練り歩いていることがよくあります。
特に冬場の参拝はとても手が冷えてしまうのでハンカチはいつも携行するとよいと思います。
STEP.3 御祭神を確認する

多くの神社には公式のホームページが存在していいます。
公式のホームページにはその神社にお祀りされている神様やご由緒が掲載されています。
事前にご由緒を確認して予備知識がある状態で参拝をするという事を心がけるだけで、その神社に対する愛着や理解が深まり、参拝した時の満足度が格段に違います!
そのうえで参拝を行う際のお願いに影響を与え、いつも以上に御神徳にあやかることが出来るような気分になります。
さらに多くの場合、そのお祀りされてる神様が、日本書紀などの神話においてどのようなご活躍をされたのかも記してありますので、そちらも確認をするとさらに神社の参拝が楽しくなりますよ!!
STEP.4 ご由緒を確認する

ご由緒とは物事の起こりの事で、祀られている神様の確認と共に、その神社の創建の歴史やどのように信仰されているのかを確認できます。こちらも併せて確認するとさらに参拝を楽しむことが出来ます。こちらも各々の公式ホームページに掲載されていることが多くあります。
もしよければ、ご由緒を確認なさってから参拝を行ってみてはいかがでしょうか。
STEP.5 参拝様式の確認

一般的には神社での参拝様式は2拝2拍手1拝ですが、出雲大社や越後国一宮の彌彦神社など稀に2拝4拍手1拝の形式をとる神社が存在します。
参拝の形式を間違った場合でも指摘されることはほとんどございませんが、しっかりと確認しておくことでさらに神社に関心があり、知識がある方であると周囲の方に思われるかもしれません。
STEP.6 本殿以外の見所を確認する

日本橋にある小網神社の銭洗い弁財天も見所の一つです。
大きな神社である場合には、特にご本殿に参拝をすること以外にも、見学するための見所が数多く存在します。
神社での参拝を余すところなく楽しみ、その神社での御神徳を出来る限り得るためにもぜひ様々な場所を見学しましょう。
神社の見所としては、参道の入り口に位置していることの多い「大鳥居」や御本殿のある神社に関係する神様が祀られている「摂社・末社」、宝物が収められている「宝物殿」も歴史的な建造物としても目に収めておく価値があります。
日本国家の君が代に登場する「さざれ石」が安置されている神社も数多く存在しますし、身を清めるための禊(みそぎ)を行うための「禊場」も水の流れから神聖な雰囲気を感じ取ることが出来ます。

弁財天 【市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)】おが祀りされている神社では、金運成就のために貨幣や紙幣を水で洗う「銭洗い場」も各所に点在します。また、手水舎に花が浮かべてある「花手水」や、その神社で湧き出ている「御神水」を汲んで帰ることが出来る神社も存在いたします。
境内の案内用の地図を掲載している神社のホームページも多く存在します。事前に確認しながら神社の境内を巡ることで、神社の参拝をより楽しむことが出来ると思います。
以上、参拝の作法その1でしたが、いかがでしたでしょうか!今回は神社参拝前の準備についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
私見も踏まえてお伝えいたしましたが、私は毎回このような準備を行って神社の参拝を楽しんでおります!今後も参拝の作法についてご紹介していこうと考えています。
次回はこれまでに訪れた神社やその神社にまつわる知識についてまとめたものを掲載しようと思いますので、ぜひご覧ください!
それではまた次回も参拝の旅に、いざ参りましょう。お楽しみに!!





