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Episode.15 参拝の作法その3(神社にはどのような建築物が存在するか②)

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神社の基本的な構造・建造物

※この記事は神社参拝作法シリーズの一部です











12 境内社(摂社・末社)【けいだいしゃ(せっしゃ・まっしゃ)】

13 神門 (しんもん)

14 絵馬殿(えまでん)

15 舞殿 / 神楽殿 (まいでん / かぐらでん)

16 禊場(みそぎば)

17 神池(しんいけ)

18 社務所・授与所(しゃむしょ/じゅよしょ)

19 拝殿(はいでん)

20 幣殿(へいでん)

21 本殿(ほんでん)

22 奥宮(おくみや)



参拝時の服装や持っていくもの、必要な知識の準備があります。
神社へ訪れる前にこちらをご覧ください。
▶ 【神社へ訪れる前に行う準備を解説】














 前回は神社の構造・建築物に関して門前町から までご紹介をしました。今回は前回の続きをお伝えいたします。境内の様々な場所において必要な作法を知る前に、簡単に神社にはどのような建築物があるのかを把握しておいてください。
















12 境内社(摂社・末社)【けいだいしゃ(せっしゃ・まっしゃ)】


境内にある小さなお社のことです。

中心となる御社殿とは別にあるお社で、これらは摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)と呼ばれます。摂社はその神社のご祭神とゆかりのある神様、末社はご祭神より前にその土地でまつられていた神様のお社である事が多いです。

 

彌彦神社の境内社についての詳しい情報はこちら
→【彌彦神社の公式ホームページ/摂社・末社】





















13 神門 (しんもん)


神社の神門(しんもん)は、神様の聖域と人間世界を区切る結界の門のことです。

一般的に鳥居の奥に設けられ、邪悪なものが中に入らないよう守る役割があります。様式は様々で、二階建ての「楼門(ろうもん)」や、左右に武神(随神)が祀られている「随神門(ずいしんもん)」などがあります。





















14 絵馬殿(えまでん)


神社の境内に奉納された「絵馬」を飾るための建物のことです。

元々は神の神聖な乗り物である生きた馬を奉納していましたが、馬に代わって、絵に描いた馬を奉納するようになったのが絵馬の始まりです。

近年では馬だけでなく様々な願い事にちなんだ絵柄が奉納され、現在のような小さな板に願い事や感謝の気持ちを書くようになったのは近世以降のことと言われます。





















15 舞殿 / 神楽殿 (まいでん / かぐらでん)


神事や祭礼において、楽曲や舞いを奉納する場所の事です。

 日本の神様は歌舞音曲が大好きで、神楽(かぐら)として神様に捧げられます。そのとき舞台となるのが神楽殿で、神社によっては夏祭りなどに地域の人たちが神楽殿で踊りや音楽を披露することもよくあります。


神社の建築や配置には、すべて意味があります。
門前町・参道・鳥居などの建造物を詳しく知りたい方はこちらへ。
👉【神社建築の基本と意味をわかりやすく解説①】





















16 禊場(みそぎば)


「禊(みそぎ)」を行うための水場のことです。

 禊とは、体についた罪や穢れ(けがれ)を洗い清めるための行為を指します。かつては自然の川や海で行われていたものが、現代では神社境内に禊をするための施設として整備されています。





















17 神池(しんいけ)


神社の境内にある池の事です。

「神池(しんいけ)」と呼ばれ、主に神聖な景観の一部として造営されています。その水域は神様の領域とされています。池に住む魚や動植物も含めて神聖視されいますので、許可なく捕獲することは避けてください。

※神話に基づいた特定の場所である場合もあります(例:宮崎県の「みそぎ池」は、イザナギノミコトが禊を行ったとされる場所そのものを指す)。





















18 社務所 / 授与所(しゃむしょ / じゅよしょ)


神社における事務を行う受付・事務局や授与品を参拝者に授ける場所です。

 社務所とは、神職や巫女が常駐し、厄払いなどのご祈祷の申し込み、結婚式の受付なども行います。

 授与所とは、お守りやお札の授与、御朱印の受付、破魔矢、縁起物などを参拝者に授ける場所のことです。規模の大きな神社になると、社務所と授与所が別になっていることもあります。





















19 拝殿(はいでん)


神様に対する拝礼を行う場所のことです。

一般的に参拝者が参拝を行っている社殿の事を「拝殿」といい、お供え物などを神職が捧げ置く「弊殿」と一緒になっていることが多くあります。

通常の参拝者は拝殿の前に置かれた賽銭箱の手前で参拝します。また初穂料を納め、拝殿のなかで行う参拝を正式参拝と言います。


拝礼の作法には、ひとつひとつに意味があります。
二礼二拍手一礼の正しいやり方と意味はこちらで詳しく解説しています。
👉【二礼二拍手一礼の意味と正しい作法】





















20 幣殿(へいでん)


神様へのお供え物を奉納したり、祭儀や祝詞奏上を行うための建物のことです。

本殿の前に位置する拝殿と本殿をつなぐ役割を持つことが多い社殿です。

※写真に掲載されているのは幣殿の写真ではなく、諏訪大社独自の建築様式である「幣拝殿」です。もしよければ Episode.6 諏訪大社四社巡り下社編をご覧ください。





















21 本殿(ほんでん)


拝殿の先にあり、御神体をお祀りしている社殿のことです。

 ここが神社では最も大切な建物で、神職といえどもみだりに立ち入ることができない聖域となっています。また、山や巨岩、滝や御神木を御神体とする神社には、鳥居や拝殿のみで、ご本殿が存在しないところもあります。





















22 奥宮(おくみや)


本社(本宮・里宮)よりも奥まった、山頂や山の中腹などに位置し、同じ神様を祀る社のことです。

 参拝の便宜のために麓に里宮が設けられることが多いですが、元々は奥宮が本来の鎮座地であるケースも多いそうです。











 これまで二回に渡り、神社の境内のさまざまな建造物や見どころについてご紹介してまいりました。ぜひ、敷地の広い神社へ参拝に訪れた際には気に留めてみてください。神社へ訪れた際に神社の境内にある構造物に対して以前より見え方が違っている事と思います。



 次回は、戦国最強と謳われた戦国武将がお祀りされている神社へと参拝に訪れようと思います。それではいざ、次回の旅に参ります!お楽しみにしてください。







本殿や拝殿についての解説を行っている動画です。特に幣殿については理解できないことがは多いですよね!興味がありましたらご覧ください。


🌿 参拝の作法シリーズ一覧

  • ▶ 【初心者のための神社参拝完全ガイド】
    はじめての方でも安心して参拝できるよう、流れをまとめているトップページです。
  • ▶ 【参拝の基本の流れについて】
    神社へ到着してから参拝を終えるまで一連の流れを簡潔にご紹介します。
  • ▶ 【神社へ訪れる前に行う準備を解説】
    参拝時の服装や持っていくもの、必要な知識の準備までをまとめています。
  • ▶ 【手水舎の作法完全ガイド】
    参拝前に行う清めの意味と正しい手順を詳しく解説します。
  • ▶ 【二礼二拍手一礼の意味とやり方】
    拝礼に込められた本来の意味をわかりやすく紹介します。
  • ▶ 【社務所での授与品の受け方】
    お守りや破魔矢などの選び方や授与品が持つ意味について解説します。
  • ▶ 【御朱印の受け方・扱い方】
    御朱印の受け方から御朱印を受けることの意味についてまとめています。
  • ▶ 【おみくじと絵馬の作法完全ガイド】
    おみくじを引いた後や絵馬をいただいた後の書き方や扱い方をご紹介します。

※今後掲載する予定です。

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