今回は神社へ参拝をした際に神様の御前で必要な「お賽銭の正しい納め方」と「神様へのお願いの仕方」を徹底的に解説を行いたいと思います。前回の礼と拝のご説明についてはご理解をいただけましたでしょうか?
前回に続いて神社の参拝において要となる作法となりますので心して参りましょう。
いざ、神様に敬意を表す参拝の道へ参ります!
実は、参道の正しい歩き方を詳しく知っている人は多くありません。
正しい参拝の流れを知らないまま参拝していませんか?
→ 【はじめての神社参拝|基本の流れを詳しく解説】
神社でお願い事をする際に大切なこと

神社で願い事をするときに大切なことは3つあります。
1.お賽銭を入れる
2.感謝を丁寧に伝える
3.努力を前提とした心構えをする
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1.お賽銭を入れる

お賽銭にはどのような意味が?
古代より、農作物や海産物が収穫された際に、神様には感謝をお示しするために収穫されたものをお供えしていました。そして貨幣の誕生と時代を経て、収穫物がお賽銭へと変わっていきました。
つまり、お賽銭とは収穫したものや獲得できたことへの神様への感謝のしるしなのです。
賽銭を入れる順番
一、お賽銭箱の前で会釈
二、鈴を鳴らす(※鈴がなければ省略)
三、お賽銭を入れる
四、拝礼
※鈴を鳴らしてからお賽銭を入れます。
鈴の音色は心と身体を祓い清める意味も含まれています。
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お賽銭はなるべく静かに入れるのが良い作法であると言われています。
神様に感謝をお伝えるものですので、静かに感謝を込めてお賽銭箱に納めてください。
▶お賽銭を投げるのはよくない?
初詣など参拝者が多い状況でお賽銭を投げなくてはならない状況もあります。その様な場合を除いて、お賽銭は投げ入れるのは極力避けた方がよいと思います。繰り返しになりますが、古代よりお供えものはお米やお酒、お餅でした。神様にお供えするものですので、お賽銭も投げ入れないようにしましょう。
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お賽銭の金額はいくらが良い?

語呂合わせで「ご縁=五円」や「二重にご縁=二十五円」などの考え方を用いることがあります。縁起が良い数字であるという理由で、語呂合わせを用いた数字にあやかったお賽銭の額をお納めする方もいらっしゃいますが、古代より神様のお供えものを語呂合わせで決めていなかったはずです。私が大切であると考えるのは、金額よりも感謝の気持ちではないかと思います。
ちなみに私は、参拝を行う際には必ず100円をお納めするようにしています。参拝する機会が多いため、お賽銭を入れるための小銭入れに100円を蓄えています。お納めしたお賽銭は神様への感謝のためだけではなく、訪れた神社の社殿の修復費用や境内の環境美化にも使用されることになります。神社に人が溢れ、活気のある風景が訪れるように願ってお賽銭をお納めしています。
鳥居をくぐった後、次に行うのが手水です。
正しい清め方には意味があります。
→【手水の作法を詳しく解説】
2.感謝を丁寧に伝える

お賽銭をお納めした後には神様に感謝を言葉で丁寧に伝えます。
参拝を行う際には、訪れた神社の神様にまずは感謝の気持ちを丁寧に伝えることが大切なのではないかと思います。
詳しくはこちら
自身の人生や日々の生活をコントロールできる影響力を持っているのは、自分自身であることは間違いありません。しかし、現在のご自身の生活があるのは、ご自身の努力や周りの人たちのサポートのおかげです。あのとき両親や親友、恋人がいなかったら…。または、偶然が重なって自身が救われたことや、誰かの支援があったにもかかわらず、自身の努力や才能があった事のみが理由で円滑に事が運んでいると感じている事さえもあるはずです。
どなたでもどのような事でも自身では変えられない状況はあります。自分ではコントロールできない事を神様が見守っていただいたことが今まであったかもしれません。
嬉しいことや喜ばしいことがあった時だけでなく、健康でいられること、不幸な出来事がないこと、何事もなく生活できていることでさえも決して当たり前だと思わないように、また自分の能力過信しすぎず、与えられた境遇を取善であると思わずに参拝した際には神様に感謝を伝えるとよいと思います。
神社での参拝で幸福の前兆を受けとるために
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3.努力を前提とした心構えをする

願い事は自分自身の努力を前提とする心構えが大切だと言われています。目標を達成するために自分は何をするのかを神様に伝えます。神様は直接我々に行動を起こしていただけるような物理的な存在ではありません。神様が試験合格者を認定する試験官でもなければ、直接看病をしてくれたり、仕事で書類をまとめていただけるわけではありません。私たちが願い事を叶えられるよう、見守っていただいているのです。
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丁寧な伝え方と良き心構えで
これまで神社での祈願の仕方についてお話しました。神社で参拝したときにお願いごとはしても、参拝での一番の目的は神様に感謝を伝えることです。神社に参拝した際には、神様に感謝を丁寧な言葉で伝えて、その後にお願い事をしてみてください🌸
次回は、戸隠神社五社巡りと称して三回に渡って神社の参拝記をお伝えいたします。戸隠神社五社巡りの一社目は「宝光社」です。こちらにはいったいどのようなご祭神がお祀りしていらっしゃるのでしょうか?
いざ、神話に宿る神々が鎮座する聖地の旅へ参ります!
お賽銭の金額を決める際には、感謝の気持ちが最も大切であると申しましたが
もしよろしければお賽銭の金額の語呂合わせについて解説していらっしゃるこちらの動画もご覧ください。
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知識と体験が結びつくことで、参拝はより意味ある時間になります。



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