今回は山梨県の風光明媚な桜の名所でもある新倉富士浅間神社へと参拝に参りました。木花咲耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)を御祭神としているこの神社は、富士山をご神山として「富士とさくらと五重塔」の風光明媚な景色が日本百景にも選出されている名所です。
絶景を目に納めるためには忠霊塔(五重塔)付近から「咲くや姫階段」と呼ばれる398段の石段を登りきる必要があるそうですが、果たして無事に富士山のご来光を目に収めることはできるのか、それとも元々ご来光など目に収める目的ではないのか!?監督、自分はいつでもいけます。
今回は富士の絶景を存分にお楽しみください…いざ、神々が鎮座する聖地の旅へ参ります!
神社の境内に足を踏み入れる際には鳥居の存在を忘れてはいけません。
➡鳥居の種類とは? 鳥居の意味・語源・形状を神社巡り経験者が解説
新倉富士浅間神社への見どころを巡る参拝ルート
早朝5時に新潟駅を出発します。いつもとは違い今回は高速道路を使用します。関越道を使用して湯沢を通過し、長野県を通過します。長野県側から山梨県へ入り甲府駅を通って今回の目的地へと向かうルートを通ります。
Today’s Sacred Destination
新倉富士浅間神社

新倉富士浅間神社のご由緒とご祭神
場 所:山梨県富士吉田市浅間2-4-1
御祭神:木花咲耶姫 (このはなさくやひめ)
大山祗命 (おおやまづみのみこと)
瓊瓊杵尊 (ににぎのみこと)
新倉富士浅間神社は、富士山と桜と五重塔の美しい景観で知られ、特に春の桜の季節には多くの観光客が訪れます。安産や縁結びのご利益があるとされ、富士山の美しい景色にも触れることが出来ます。
※令和7年の「新倉山浅間公園桜まつり」は4月1日~4月18日まで開催されていました。

ご祭神は「木花咲耶姫」
このはなさくやひめ「木の花(=桜)が咲くように美しい姫」という意味の名前。
・富士山の女神(富士山の噴火を鎮める)・桜の女神(はかない美しさ、春の象徴)・火難除け・安産・子授け・縁結びのご利益。大山祗命の御子神(お子様の事)である木花咲耶姫は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の后神(奥さまの事)で山幸彦、海幸彦はその二人の子供にあたる。山幸彦は初代天皇である神武天皇の祖父にあたる。
桜の象徴であり、神話でもその美しさが称えられる木花咲夜姫。桜をイメージした華麗な装束を纏い、神聖な透明感溢れるお姿をAIで表現していただきました。背景には姫と縁の深い富士山を配し、全体を桃色基調の優美なイメージカラーで包み込んだ、こだわりが詰まった作品です。
※この画像は「木花咲耶姫命」というテーマで生成AIにて作成いたしました。
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「桜の花が咲くように咲き栄える女性」
日本全国に1300社以上存在する浅間神社のご祭神である木花咲夜姫は「天孫降臨」の神話に登場する女神(じょしん)です。「桜の花が咲くように咲き栄える女性」と称えられ、天孫と称された瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に見初められました。父である大山祗命(おおやまづみのみこと)は姉の石長比売(いわながひめ)と共に嫁がせようとしましたが、石長比売があまり美しくなったために送り返し、美しい木花咲夜姫とだけ結婚しました。
石長比売を妻にすれば邇邇芸命(ににぎのみこと)の命は岩のように永遠のものになるはずでしたが、木花咲夜姫のみを妻にしたため、その命は木の花のようにはかないものになってしまいました。それで天神の子孫である天皇に寿命が生じてしまったといい、神々の時代から天皇の時代への途中に位置づけられる神話となっています。
その後、一夜にして天孫の御子を授かったですが、多くの苦難が待ち構えておりました。そのお話はまた次回にお伝えしようと考えています。

朝5時に新潟を出発して途中のパーキングで休憩を取りながら…

一般道路を使用して運転を続けますが、私はナビの指示通りに走行しなければ目的地には決してたどり着けません…

山梨県側からは富士山の姿を伺う事は出来ませんでしたが、山梨県側から通じる山岳トンネルを抜けたとたんに右手側に富士山を望むことができました。
戦国時代に富士山の頂上の様に栄華を極めたかどうかは分かりませんが…
➡大阪城豊国神社——「人心掌握に長けた戦略家」天下統一を果たした戦国武将への参拝記

新倉富士浅間公園の桜祭りの開催中には、小学校のグラウンドを臨時駐車場として利用している様子です。辺り一帯の駐車場は個人宅で運営している駐車場であっても一律1,000円で利用することができました。

こちらの道路の先ほどに社殿らしき建物の姿が見えてきましたね。そろそろ新倉富士浅間神社のご本殿がお目見えするのでしょうか…
こちらが新倉富士浅間神社へと続く参道です

ようやく到着いたしました。辺りはアジアの各地からいらっしゃったの方々のみならず、世界各国から観光にいらっしゃった方々でごったがえしております。
こちらは富士山の女神、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)を祀る神社。実は富士山が噴火しないよう火伏せの神として崇められてきた歴史があります。

外国人観光客の方には手水舎もフォトスポットとなる様子で…

こちらの無骨な石造りの手水舎の上で荒々しく佇まれている龍神様のお姿も、観光客の写真に収められることがあるのでしょう。
手水舎に込められた祓いの意味とは

境内には、国内外から多くの参拝者が訪れていました。美しい景観だけでなく、世界各地の人々が同じ場所を訪れている光景にも、神社の持つ魅力を感じました。参拝中の女性の姿が美しく感じますよね。
拝殿の前で参拝を行う際により詳しい作法を知りたい方はこちら↓

いよいよ山頂にある展望デッキを目指して登山を開始いたします。

山頂にたどり着くまでに何度もお目見えする富士山。いや、これからは富士様と呼ぶことにいたします。
富士山の美しいお姿を拝見しながらお賽銭に願いを込めましょう
➡お賽銭に込める感謝の心とは|金額の意味と願い事の作法を紐解く

新倉山の山頂まで延々と桜並木が続きます。優雅な写真を一枚撮りながら…

有名なフォトスポットである展望デッキまでの待ち時間は45分だそうです。私も長蛇の列の後ろに陣取ろうと思います。
展望デッキまであと僅か。まるで試合開始までのウォーミングアップのようにスマホカメラの準備と充電を十分確認し気持ちを高めています。監督、いつでもいけます。

サッカー部を引退して25年。春先は未だ空気の密度が濃く感じますが正直、運動不足の私には100段目を登った辺りで息切れを感じます。それでもペース配分という言葉を知らない私は周囲の海外観光客の歓喜の輪に溶けこみ喘鳴を起こしながら一気に登り切ります!

足腰に自信がない方は、無理せずスロープ道を選ぶのが正解です。長い階段を登り切った先には、思わず息をのむような絶景が待っていました。木花咲耶姫命も、この景色を見せてくださったのかもしれません。

あの有名な五重塔と富士山の写真を撮るために、展望デッキでは場所取りの攻防戦が繰り広げられていました。あなたたちは撮影をしている側だとお思いでしょうが、私からすればあなたたちが撮影されているのです。
新倉富士浅間神社で動物に出会う事があったら
➡神社で出会うと縁起のいい動物7選——「神様の歓迎サイン・幸福の前兆」

45分も順番待ちをしたのにもかかわらず滞在時間は3分ほどでした。若干、名残惜しい気持ちもいたしますがそそくさとこの場を後にします。

帰路に就く帰り道もなお絶景が続きます。

帰り際に観光客がこぞって撮影しているのは何かと目線を上げてみると…
鳥居や参道にはくぐりかたや歩き方に作法があります。

鳥居の内側に富士様がいらっしゃいました。ご来光を望むことはできませんでしたが、本日は一日のうちに神々しい絶景ばかり目にすることができました。
あまりにも絶景が続き少し気圧されてしまいました。
…家に帰ったらカップラーメンでも食べよう。
鳥居についてより詳しい解説を知りたい方はこちら↓
新倉富士浅間神社で授与される御朱印

こちらが新倉富士浅間神社の御朱印です。
富士、桜、五重塔もしっかりと印字していただきました。
新倉富士浅間神社へのアクセス方法(駐車場・最寄り駅)
新倉富士浅間神社
〒403-0031 山梨県富士吉田市浅間2-4-1
TEL.0555-23-2697富士急行線『下吉田駅』から徒歩5分。
※詳しいアクセス情報やご由緒については🔗新倉富士浅間神社の公式ホームページをご覧ください。
筆者がこの神社を訪れた日:2024/04/24
参拝回数: 初回
撮影機材:スマホGalaxyを使用
■この記事について
本記事は実際の参拝体験と現地で撮影した写真をもとに作成しています。

参拝の後は山梨のご当地料理で腹ごしらえ。ほうとうの名店「皆吉」(みなき)へ。

山梨県の郷土料理であるほうとうをいただくためにGoogleで調べて見つけた名店「皆吉(みなき)」へとやって参りました。皆が「吉」であるという意味でしょうか?神社の参拝の後に、とても縁起の良い店名のお店でいただくことができます。食事時ですが店内は混んでいるでしょうか?

こちらのお店は古民家を改築して営業していらっしゃるようです。どのようなメニューがあるのでしょうか?_

特製皆吉ほうとう(卵入り)2,200円
大きな鉄鍋いっぱいに食材を使用した贅沢な一品。野菜のうまみや鶏出汁のうまみが溶け込んだ汁をすすると、口の中いっぱいに幸せが広がります。半熟の卵をどのタイミングで割ろうかと考えながら食べ進めます。ほうとう独特の麺の歯応えを感じ、食材の旨味の溶けだしたスープを飲みほして完食いたしました。
運動不足で階段を登りきった後の体に、味噌の優しさが染み渡りました…
皆吉
〒409-1315山梨県甲州市勝沼町等々力1372
電話0553-44-0004
営業中 · 18:00に営業終了します※詳しいアクセス情報や営業時間については皆吉公式ホームページをご覧ください。
今回は本来の目的である神社の参拝ではなく、絶景スポットのご紹介が話題の中心となってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
元々、朝5時に新潟を出発したので、富士山のご来光など崇められるような時間帯に到着してはいませんんので神々しい朝日を浴びることは叶いませんでしたが、桜と富士山の絶景を十分に堪能することができました。現地の料理をたらふくいただいて、非常に満足した旅路を歩んで帰路に就くことができました。
次回は天下人・豊臣秀吉公を祀る、大阪城豊國神社へ参拝へ参ります。
巨大な石垣と歴史の気配に包まれながら歩く境内には、戦国の時代を駆け抜けた熱気が今も静かに残されていました。
いざ、大阪に鎮座する神の御神徳に触れる社巡りへ参ります!
大阪城の壮大な景色を楽しみつつ、道中で出会った風景や思わず笑ってしまった小さな出来事も交えながらゆったりと参拝記録をご紹介いたします。歴史好きの方も、これから神社巡りを始めたい方も、ぜひ旅気分でご覧ください。
絶景に感動してそのまま帰るのはもったいない!神様への感謝を込めて、正しい作法で鳥居をくぐり直してみませんか?こちらの記事で解説しています。
参考文献・参考サイト
本記事の作成にあたり、新倉富士浅間神社の由緒や御祭神、富士山信仰の歴史、新倉山浅間公園の忠霊塔、富士山を望む参拝地としての魅力について、以下の公式資料・参考サイトを参照しました。
新倉富士浅間神社の公式情報
- 新倉富士浅間神社「御祭神・御由緒」
木花咲耶姫命・大山祇命・瓊瓊杵尊の御祭神や、神社の創建に関する伝承、富士山の噴火と鎮火を祈る祭祀、式年大祭「御更衣祭」などについて確認できる公式資料です。
富士吉田市・観光関連の公式情報
- 富士吉田市公式サイト「新倉山浅間公園・忠霊塔」
忠霊塔の建立の経緯や、戦没者慰霊のための施設としての歴史、新倉山浅間公園から望む富士山の景観について紹介されています。 - 富士吉田市公式観光ガイド「新倉富士浅間神社」
神社の創建に関する伝承、富士山の噴火に際して行われた祭祀、武田氏ゆかりの伝承など、地域の歴史や信仰について確認できる観光資料です。 - 富士吉田市公式観光ガイド「新倉山浅間公園・忠霊塔」
富士山と五重塔、桜を一望できる景観や、公園の見どころについて紹介されています。 - やまなし観光推進機構「新倉富士浅間神社」
新倉富士浅間神社の所在地や周辺の景観、参拝と散策を楽しむための観光情報を確認できます。
富士山信仰・歴史に関する公的資料
- 文化庁・日本遺産ポータルサイト
日本各地の歴史や文化、信仰に関する情報を調べるための資料です。富士山信仰や地域に伝わる文化的背景を理解する際に参考になります。 - 国土交通省「富士山信仰に関する解説」
富士山の噴火と浅間神への信仰、富士山を遠くから拝む信仰や登拝の歴史について解説されています。富士山と周辺地域の神社との関係を理解するための参考資料です。
※神社の御祭神や由緒、祭典に関する情報は新倉富士浅間神社の公式資料を優先し、忠霊塔の歴史や公園の景観については富士吉田市などの公式資料を参考にしています。伝承として語り継がれている内容と、歴史資料で確認できる事実は区別して紹介しています。
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