「当サイト『Gosai神は武甕槌で!』では、皆様に親しみやすく神社の参拝作法や知識を学んでいただけるよう、案内役となるオリジナルキャラクターを生成AIを用いて描いています。本ページでは、サイトのナビゲーターを務める神様のCharacter Galleryをお届けします。」
天照大御神
あまてらすおおみかみ

こちらの画像は「天照大御神」というテーマで生成AIを用いて作画いたしました。
三重県伊勢市にある伊勢神宮内宮の主祭神です。天照大御神(あまてらすおおみかみ)は日本人にとっての総氏神様であり、日本神話に登場する日本の最高神として位置づけられています。太陽を神格化したものである太陽神、天皇の祖である皇祖神として古事記や日本書紀に記されています。神産み、国譲り、天岩戸などの主要なお話の中心として登場する神様です。
サッカー部時代、日本代表のエンブレムである八咫烏(ヤタガラス)に惹かれたことが、私の神社巡りの原点でした。その八咫烏が仕える主君こそ、太陽の神・天照大神です。神武天皇を道案内をされた「導きの神」として、天照大御神の命を受けて動いています。
生成AI画像の作画イメージついての解説
背後に太陽の日差しを受け、美しく長い髪、独特な装束を身に纏っているお姿を描いてくださいとだけお伝えしてChatGPTを用いて作画いたしました。簡潔に作画のイメージを伝えたにもかかわらず、考えていた以上に神々しいお姿を描いていただきました。
日本画風の絵画のタッチや、絵巻物でよく見られるような白と赤の装束ではなく、帯と装束のコントラストなど絶妙な色彩感覚で描いていただきとても満足しています。
天照大御神とは?日本神話の最高神を4つの神話から紐解きます
—―日本神話において最高神として崇められている天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、太陽を司る神として広く知られていますが、その神話には「光」「秩序」「命をつなぐこと」という日本人の精神文化が深く描かれています。
今回は、天照大御神にまつわる代表的な神話を順を追って紹介し、最高神が女性であることについても考察したいと思います。
1.伊邪那岐の禊から誕生した太陽神
天照大御神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が禊をお行った際に誕生したと『古事記』と『日本書紀』に記されています。
黄泉の国から戻った伊邪那岐命が、穢れを祓うために川で身を清めます。その際に、左目を洗うとお生まれになられたのが天照大御神です。右目からは月読命、鼻からは素戔嗚尊が生まれ、この三柱は「三貴子(みはしらのうずのみこ)」と呼ばれています。
伊邪那岐命は天照大御神に高天原の統治を託し、日本神話の中心となる神として位置付けました。
2.素戔嗚尊との誓約
弟である素戔嗚尊(すさのおのみこと)は、高天原へ挨拶に訪れます。しかし、その素戔嗚尊の粗暴な素振りを見た天照大御神は攻め込んできたのではないかと警戒しました。
そこで二柱は互いに邪心がないことを示すため、「誓約(うけい)」と呼ばれる儀式を行います。こちらの誓約によって新たな神々がお生まれになり、素戔嗚尊の潔白が証明されることになりました。
しかし、その後の素戔嗚尊は田畑を荒らし、神殿を壊すなど乱暴な振る舞いを繰り返し、高天原は次第に混乱ていきます。
3.天岩戸に隠れた太陽神
素戔嗚尊の暴挙に落胆し心を痛めた天照大御神は、天岩戸へ身を隠してしまいます。
太陽神が姿を隠してしまった事で世界は暗闇に包まれ、災いが相次いで起こりました。困り果てた八百万の神々は天安河原へ集まり、世界に光を取り戻すために様々な話し合いを行います。
天宇受売命(あめのうずめのみこと)が天照大御神を誘い出そうと楽しげに舞を披露すると、神々は大笑いし、その様子を不思議に思った天照大御神が岩戸を少し開きました。その瞬間に、八咫鏡に映る自らの姿を見た天照大御神を天手力男神が外へ導き、再び世界へ光が戻ります。
この神話は、「一人の力ではなく、多くの知恵と協力によって社会は再び明るさを取り戻せる」という教えとしても語り継がれています。
4.瓊瓊杵尊の天孫降臨
地上を治める時期が訪れると、天照大御神は自身の孫にあたる「瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)」を葦原中国へ遣わしました。
その際に天照大御神の御心を受け継ぐ象徴である八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣の三種の神器を授けられました。天孫降臨という神話は天上の秩序が地上へ受け継がれた重要な出来事とされています。
伊勢神宮に受け継がれる信仰
天照大御神は現在、三重県の伊勢神宮内宮にお祀りされています。
約二千年にわたり多くの人々が「お伊勢参り」を続け、二十年ごとに行われる式年遷宮では、社殿だけでなく祈りの心も未来へ受け継がれています。
新しく生まれ変わりながら本質を守り続ける「常若(とこわか)」の精神は、日本文化を象徴する考え方の一つといえます。
最高神である天照大御神についての現代的な考察
世界中の神話と日本神話を比べると、国を治める最高神が女性であることは特徴的な存在です。これは人々を包み込み、命を育み、争いではなく調和によって社会を支える存在こそが中心であるという、日本人ならではの価値観を表しているように感じます。
天照大御神は武力で支配する神様ではありません。天岩戸の神話においては、神話が展開してゆく中で描かれている八百万の神様は、調和を重んじる日本人的な存在として描かれているように感じます。神々の知恵に耳を傾けながら、各々が持てる力を十分に発揮することで武力のみに頼ることなく、困難な状況をも笑い合って解決するという発想の柔軟さは、まさに日本人の御心に宿されている姿なのではないかと思います。
困難な状況を楽しみに変えるような発想の柔軟さ、互いに認め合い、尊重しながら未来を築いていくという考え方は、現代の人とのありかたを表しているように私は思います。
だからこそ、天照大御神が女性であるということは、「誰かを照らし、支え、調和を生み出す者」という、日本神話が現代へ伝える普遍的なメッセージなのではないでしょうか。
天照大御神は
「希望の光で未来を照らす神」
「調和ある世界へ導く神」
であると言えます。
まとめ
天照大御神の神話は、「誕生」「試練」「再生」「継承」という流れで構成されています。
太陽神として世界を照らすだけでなく、人々が互いに支え合い、秩序を守りながら未来へ命や文化をつないでいくお姿が描かれていることが、この神話の大きな魅力であると思います。だからこそ天照大御神は、現代に至るまで日本人の心の拠り所として敬われ続けているのだと思います。
奈良県に鎮座していらっしゃる玉置神社は八咫烏を神の使いとして崇めていらっしゃる「熊野三山」の奥の院ですが、そこで感じた神様と対話するような不思議な感覚。その体験を経て、天照大神という存在が単なる神話の登場人物ではなく、今も私たちの心に通じる光のような存在に感じることがありました。神々を導く存在である天照大神を見ていると、サッカー部のセンターバックとしてチームを支えていた頃を思い出します。力でねじ伏せるのではなく、天岩戸から出てきたくなるような魅力を用いて結果と直結しないような柔軟な発想で導く。これこそが理想のチームリーダーですよね⚽
知恵・柔軟性・調和・発想の豊かさ・楽しむことの大切さ…。日本神話は世界中から評価を得ることもある、現在の日本人の振舞いや発想力の起源となる物語を紡いでいるように思います。
参考文献
- 『日本書紀』
- 伊勢神宮公式サイト
- 神社本庁公式サイト
■この記事について
本記事は実際の参拝体験と現地で撮影した写真をもとに作成しています。
歴史的事項や神話の解説などについては上記資料を参考にしています。
天照大御神にまつわる神話とご神徳について理解した後は
実際に神社で参拝をする際のマナーについて学んでみましょう。
手水舎に込められた祓いの意味とは
🌸神話が息づく実在の神社へ
神話の世界は、物語ではなく今も神社という形で受け継がれています。新潟にいながら伊勢神宮を参拝する事と同じ御神徳が得られる神社



コメントを残す