鳥居から拝殿まで|一般的な神社での参拝の流れ
※この記事は神社参拝作法シリーズの一部です
神社の参拝手順は、通常鳥居をくぐり、参道を進んで手水舎で身を清めた後、本殿で参拝を行うというのが一般的な参拝ですが、こちらの投稿ではより一層神社の参拝を楽しんでいただくために、神社の境内に足を踏み入れる前の「表参道・門前町」の楽しみ方から、参拝を終えた後の「奥宮」や「境内社」を参拝する神社を余すところなく楽しむための作法を徹底解説いたします。
神社での感謝の気持ちを込めて作法に沿って参拝を行って下さい。
それではいざ、作法の旅に参ります!
神社で参拝をする際に気を付けたい手順
1.表参道・門前町での買い物と食事
2.鳥居をくぐる
3.参道を歩く
4.手水舎(ちょうずや)で清める
5.拝殿で参拝を行う
6.御朱印をいただく
7.お守り・授与品をいただく
8.おみくじを引く
9.参拝を終えて鳥居を出る
10.奥宮や摂社・末社へ向かう
1.表参道・門前町での買い物と食事

参拝前に心を落ち着かせ、旅の楽しみとして地域の文化に触れ、その土地に伝わる郷土料理や名産品を楽しみます。身を清め、気持ちを整える準備の時間でもあります。まずはご本殿にご挨拶に伺い、その後に表参道や門前町を練り歩くことを楽しみにとっておくという参拝の仕方もあります。
長野県諏訪大社の門前町で風情溢れる名産品を手土産に持ち帰る
私も長年参拝の旅を続けている中で、門前町で出会った名物と言えば、信濃国(現在の長野県)一之宮である諏訪大社の四社巡りをした際にお邪魔した 下社・秋宮に店舗を構えている、老舗和菓子店の「新鶴本店」の塩羊羹が最も印象に残っています。
実家の両親のためにいただいて帰ろうと、実家の近くにも諏訪神社が鎮座しており、実家の氏神様である諏訪神社の総本社である諏訪大社の門前町に店舗を構えている名産品を手土産にしたという事で実家の父はとても喜んでいました。紙の包み紙に包まれた風情のある手土産となりました。
2.鳥居をくぐる

鳥居は「神域と俗世の境界」です。鳥居の真ん中(正中)は神様の通り道なので、鳥居の前で拝殿に向かって一礼(会釈)し、神域に入ることを意識します
神社の参拝をスムーズに行うために鳥居のくぐり方について知っておくと良いです。
鳥居の種類や形状について疑問に思った事はありませんか?
➡鳥居の種類とは? 鳥居の意味・語源・形状を神社巡り経験者が解説
3.参道を歩く

参道は神様の通り道とされ、中央は避けて端を歩くのが作法とされています。一歩一歩、心を静めながら進みます。。
4.手水舎(てみずしゃ)で手を清める

手と口を清めることで、心身の穢れを祓い、清らかな状態で神前に向かえるようにします。柄杓で水をすくい、左手→右手→口の順にすすぎ、最後に柄杓を立てて柄に水を流して清めます。
手水での手の清め方はこちらで解説を行っています。
➡手水舎に込められた祓いの意味とは|正しい作法と由来を紐解く
5.拝殿で参拝を行う

参道を進み、ご神前(拝殿)へ向かいます。ここでも正中を避けます。賽銭を納め、「二礼二拍手一礼」が基本作法です。感謝の心を伝え、日頃の御加護へのお礼や願い事を心の中で祈ります。
拝殿で参拝をする際にお賽銭の金額について考えたことはありませんか?
➡お賽銭に込める感謝の心とは|金額の意味と願い事の作法を紐解く
6.御朱印をいただく

参拝の証として、神社名や参拝日を記した御朱印を授かります。神様とのご縁を形に残す意味があります。
※私が新潟白山神社で授与していただいた七夕限定御朱印です
に鋳型白山神社への参拝記をご覧になりたい方はこちら

➡新潟白山神社——四季を彩る花手水と風鈴に癒やされる|新潟総鎮守・白山神社参拝記
新潟白山神社で授与していただける御朱印についてお知りになりたい方は
7.お守り・授与品をいただく

祈願の込められたお守りやお札を授かり、日々の生活の中で神様の御加護を感じるための大切な存在となります。
8.おみくじを引く

神様からのメッセージとして、現在の運勢や心構えの指針を受け取ります。内容を前向きに受け止めることが大切です。
私は写真に掲載されているように、おみくじで凶を引くような非常に不運な人間ではありますが、決して落胆するだけで終わらずそこに記してあるお言葉に注意を払いながら生活を行う事で神様の御神徳に与ることが出来るのではないかと思います。これから悪いことが怒る事を教えていただいたという事を教訓にすることが出来ます。
9.参拝を終えて鳥居を出る

境内を後にする際も、鳥居の前で振り返り軽く一礼し、参拝のお礼を伝えます。拝礼後、軽く会釈をしてから退きます。
10.奥宮や摂社・末社へ向かう

より神聖とされる場所や、ゆかりのある神様を祀る社へ参拝し、信仰や神話の世界をより深く感じます。
鹿島神宮へ参拝しながら奥宮について解説を行っています。
熊野三山の奥宮でもある玉置神社で遭遇した不思議な体験
神社に呼ばれた人しかたどり着けないと呼ばれる奈良県の南に鎮座していらっしゃる玉置神社は、日本サッカー協会のエンブレムのモチーフにもなっている三本脚のカラス「八咫烏」にまつわる有名な神社の総本社である熊野三山の奥宮でもあります。
私も愛車のFitを運転しながらなんとか辿り着いた後に、熊野三山の奥宮であるその玉置神社の奥宮ともいう事が出来る「玉石社」へも一度参拝に訪れたことがあります。周囲は霞のかかった雪のちらつく天候でしたが、雪を祓わないように下山してきた記憶があります。神社の境内に奥宮が鎮座していらっしゃる場合と少し離れた山奥に鎮座していらっしゃることもあります。
神社の参拝は、本殿にお参りをするだけでなく、門前町の散策から始まり、鳥居をくぐり、参道を歩いた後に、手水舎で心身を清めるという一連の流れそのものが、心を整える大切な時間となります。
御朱印やお守り、おみくじなどを通して神様とのご縁を感じ、参拝を終えて境内を後にすることで、清々しい気持ちとともに日常へと戻っていきます。こうした一つひとつの作法や意味を意識することで、神社参拝はより深く、心に残る特別な体験となるのではないでしょうか。
次回は、戦国時代最強の武将と謳われた上杉謙信公が御祭神である「春日山神社」と山形県米沢市に鎮座している「上杉神社」へ参拝へ参ります!いざ、戦神の息づく信仰の世界へ参ります!



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