上社前宮は諏訪信仰の起源として残されている貴重な場所だそうです。今回は諏訪大社四社巡り後編として「上社前宮」と「上社本宮」を参拝いたします!!拝殿をスマホのカメラで撮影して、帰宅した後に撮影した写真を確認するとなぜか前宮の本殿を映した写真が不思議な映り方をしていました。
本宮では、相撲の起源にまつわるご祭神がお祀りされている神社とあって、歴史的な記録を後世に残した大横綱の像が待ち構えておりました!
それでは、諏訪大社後編へ、いざ参ります!
諏訪大社の見どころを巡る参拝ルート
前回、諏訪湖の北部に鎮座していらっしゃる「秋宮」から南へ車を走らせ、「前宮」へと参ります。そこから最終目的地である「本宮」へと参ります。帰路に就く途中で諏訪湖を一望する事ができる「立石公園」へと向かいます。
Today’s Sacred Destination
信濃国一之宮 諏訪大社(上社 前宮)
しなののくにいちのみや すわたいしゃ(かみしゃ まえみや)

諏訪大社 前宮のご由緒とご祭神
場所:長野県茅野市宮川
御祭神:建御名方神(たけみなかたのかみ)
諏訪信仰発祥の地
諏訪大社上社・前宮は、諏訪信仰発祥の地と伝えられる、諏訪大社四社の中でも特に由緒の深い場所です。社殿によれば諏訪大神が初めて御出現になったのが前宮の「神原」であり、前宮本殿の地は諏訪大神が最初に居を構えた場所とされています。高台には豊かな水と日照があり、古くから祭祀の中心地として重要な役割を担ってきました。
古代から続く祭祀の聖地
前宮一帯には、古くから諏訪独自の祭祀文化が息づいています。神原にはかつて大祝の居館「神殿」が置かれ、諏訪大神の祭祀を司る重要な拠点となっていました。また、水眼の清流や御室社、十間廊など、自然と神事が深く結びついた場所が残されています。現在も御頭祭などの伝統神事が受け継がれ、古来の諏訪信仰を今に伝える聖地となっています。諏訪大社上社・前宮は、諏訪信仰の「発祥の地」とされる非常に重要な場所です。
参考資料・出典
- 信濃國一之宮 諏訪大社「はじめての諏訪大社」
- 信濃國一之宮 諏訪大社「上社前宮」
- 諏訪市「諏訪上社 大祝諏方家住宅」
- 諏訪観光協会「諏訪大社 上社前宮」

こちらが諏訪大社の上社前宮です。手前に広がる駐車場に車を停めて横断歩道を渡ります。さっそく一礼をして境内に足を踏み入れてみましょう。
鳥居や参道にはくぐりかたや歩き方に作法があります。

鳥居をくぐるとしばらく坂を登ります。右側にある階段を使用しましょう。二の鳥居が見えてきましたよ。

神社としてはかなり質素な造りで、一説には御祭神が最初に居を構えられた諏訪信仰発祥の地とも伝えられているそうです。諏訪信仰の起源である事が伺えます。

こちらの手水舎にも龍神様がいらっしゃいました。荒々しいお姿をしていらっしゃいます。
鳥居をくぐった後、次に行うのが手水です。正しい清め方には意味があります。

こちらで鹿の頭や、鳥獣魚類等独特のお供え物をし、信濃国中に出発する為の大祭が行われたそうです。この時奉納する鹿頭の中に毎年必ず耳の裂けたものがあり、諏訪七不思議の一つに挙げられているそうです。

前宮の神域を流れる御手洗川として身を清めるために用い、御神水としても大切にされたそうです。奥に御柱が見えてきましたね。近くまで行ってみましょう。

奥に構えている御柱は三之御柱でしょうか?

前宮は高台に建立されており、本殿の近くからはのどかな風景が広がっています。

前宮の本殿です。気持ちを静かに落ち着けて参拝いたします。
本殿前での参拝の作法についての解説はこちら

前宮の拝殿を撮影したものです。白いフィルターをかけた様に撮影されてしまいましたが、どうしてこのような映りになったのかは分かりません。不思議な映りになっています。
諏訪大社 前宮で授与される御朱印と御朱印帳

こちらが前宮の御朱印です。
細身の字体にはね払いに勢いのある御朱印をいただきました。自宅に帰って部屋に飾ろうと思います。
諏訪大社前宮へのアクセス方法(駐車場・最寄り駅)
所在地
上社前宮長野県茅野市宮川2030
TEL:0266-72-1606アクセス
茅野駅から1.2km
※上社 前宮の一の鳥居の前に無料駐車場があります。
諏訪大社上社前宮参拝者駐車場無料駐車場
24 時間営業
※諏訪大社前宮の詳しいアクセスやご由緒については諏訪大社公式ホームページをご覧ください。
Today’s Sacred Destination
信濃国一之宮 諏訪大社(上社 本宮)
しなののくにいちのみや すわたいしゃ(かみしゃほんみや)

諏訪大社 本宮のご由緒とご祭神(諏訪の地に伝わる神話)
場 所:長野県諏訪市中洲宮山1
御祭神:建御名方神(たけみなかたのかみ)

ようやく本宮へ辿り着きました。今回は東参道の脇にある駐車場に車を停め、東参道にある鳥居から境内に入ろうと思います。参道には使用している豆や焙煎の方法にも拘っているおしゃれなコーヒー店がございました。参拝の後に購入して帰ろうと思います!本宮は諏訪造りの代表的なもので、建造物も四社の中で最も多く残存しているそうです。
入口御門 布橋こちらの長廊は約70mあり本殿の近くまで続いています。 かつての御柱祭では、神様(神輿)の通る道筋に布を敷いたいわれております。「幼い頃から地元近くの諏訪神社でお世話になっておりました」と心の中で小さく唱えながら本殿へと向かいました。

普通、布橋の中を通りたくなりますよね?しかし、私は感情に流されない人間ですから布橋を通らず脇の道を進みます。さっそく御柱を拝見できるという御神徳に与りました。

こちらには土俵がありますね。どのような意味であるかは私にも分かりませんが、私も「本宮の土俵で相撲を取る漢」になりたいものです。
諏訪大社のご祭神「建御名方神」と相撲との関係についての解説はこちら

こちらは神楽殿だそうです。太鼓を叩く音が聞こえてきますが、辺りにはどなたもいらっしゃいません…

こちらの天流水舎は、どんなに干天の日でも軒からは最低三粒は水滴が落ちるといわれ、神事をすると必ず雨が降ると伝えらえています。
七不思議の一つに挙げられ、諏訪大神が水の守護神として広く崇敬される根源となっています。

横綱像から感じた武神の力
建御名方神と武甕槌大神の力比べが相撲の起源とされており、相撲と造詣の深い神社であり、多くの力士が参拝しにいらっしゃっているそうです。こちらの像は江戸時代に活躍した信州出身の大力士「雷電為衛門」の等身大で、諏訪の神様に拝礼しているお姿だそうです。

秋宮の狛犬さんも立派でしたが、こちらの狛犬さんも秋宮のものと酷似しています。 神社の狛犬様にはそれぞれ特徴があり、比較してみるととても面白い事に気が付きます。
※狛犬様についての解説もこれからBLOGにてご紹介させていただこうと考えています。

本宮本殿前の手水。龍神様は水を司る神様と伝えられており、そのため手水舎では龍神様の口から水が流れている神社が数多く存在しているそうです。
手水舎の解説はこちらから
➡手水舎に込められた祓いの意味とは|正しい作法と由来を紐解く

今後、手水舎のご説明も行う予定でおります。ご期待ください。雷伝像の向かい側の石段を登ると、布橋の出口と交わります。その先を曲がるとこちらのご本殿に辿り着くことが出来ます。

ご本殿前にてようやくご挨拶に上がる事ができました。地元の神社ではお世話になっておりました。
諏訪大社 本宮で授与される御朱印と御朱印帳

こちらが諏訪大社本宮の御朱印です。
払い方が秀麗で、力強さと繊細さを感じる御朱印ですよね。諏訪大社四社の御朱印を全ていただくと記念品(授与品)をいただくことができます。
※詳しくは諏訪大社の公式ホームページをご覧ください。
諏訪大社 本宮へのアクセス方法(駐車場・最寄り駅)
所在地
上社本宮長野県諏訪市中洲宮⼭1
TEL:0266-52-1919アクセス
上諏訪駅から7km
※表参道の方面にも本宮参拝者専用駐車場がありました。
※詳しいアクセス情報やご由緒については🔗諏訪大社の公式ホームページをご覧ください。
参考文献
- 『日本書紀』
- 諏訪大社ホームページ
- 神社本庁公式サイト
■この記事について
本記事は実際の参拝体験と現地で撮影した写真をもとに作成しています。
歴史的
『君の名は。』を思わせる諏訪湖の絶景

一説によると諏訪湖は新海誠監督の長編アニメ「君の名は」に登場する湖のモデルとなったそうです。諏訪大社は諏訪湖の周辺に四社を構えていらっしゃいますが、その諏訪湖を一望できる観光スポットがこちらの立石公園です。今回の参拝はその様な意味でも、まさに聖地巡礼と言える旅でした。
立石公園
長野県諏訪市上諏訪10399
※こちらの詳しい情報は諏訪市役所公式ホームページよりご覧ください。
確かに何度か作中で目にした風景でしたよね。
諏訪湖の周辺でも私は未だに私は秋宮で感じていたようなめまい感じていて、おそらく諏訪周辺でこのような感覚を感じる独特な磁場が働いているという噂も伺ったことがあります。とても不思議な感覚でした。
諏訪湖周辺のグルメについてまとめていらっしゃいます。
➡諏訪湖周辺のグルメをご紹介しているサイトはこちら
諏訪大社からの参拝を終えて、これから帰宅しようと考えた後、早々に渋滞に遭遇してしまいました!!ナビ通りに運転を進め渋滞を回避しようとしたため、示したルート通りに迂回して山道を通ったのが過ちでした。渋滞を回避することは出来ましたが、結果として街灯一つない峠道を長時間運転しなくてはならず、今回の旅路で帰宅することは困難でございました!!
しかし、神社の神様がその土地にまだもう少し滞在していて欲しいという意思を表していただいているという噂も伺ったことがあります。 ご神徳を授かることが出来れば光栄です。
さて、どのような旅になるのでしょうか?いざ次回の参拝の旅に参ります。お楽しみに!


コメントを残す