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Vol.27 参拝の作法その3(神社の基本構造/参拝の流れ)



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神社の基本的な構造



1 門前町(もんぜんまち)

2 社号標(しゃごうひょう)

3 由緒書き(ゆいしょがき)

4 鳥居 (とりい)

5 参道(さんどう)

6 玉垣 (たまがき)

7 狛犬(こまいぬ)

8 灯籠(とうろう)

9 神橋(しんきょう)

10 手水舎(ちょうずや/てみずしゃ)

11 御神木(ごしんぼく)

12 禊場(みそぎば)

13 神池(しんいけ)

14 神楽殿 (かぐらでん)

15 摂社・末社(せっしゃ・まっしゃ)

16 神門 (しんもん)

17 絵馬殿(えまでん)

18 社務所・授与所(しゃむしょ/じゅよしょ)

19 拝殿(はいでん)

20 幣殿(へいでん)

21 本殿(ほんでん)

22 奥宮(おくみや)





















1 門前町(もんぜんまち)


有力な寺院や神社の門前(入口付近)に形成された町のこと

参道沿いに参拝客を対象とした宿屋(宿坊)や食事処、土産物屋などが集まる街並みです。

神社の門前に発達したものを「鳥居前町(とりいまえまち)」とも呼びます。信仰と商業が結びついた歴史的な伊勢神宮のおかげ横丁が有名。











2 社号標(しゃごうひょう)


神社の名前(社号)を刻んだ石柱のことです。 

主に神社の入口や鳥居のそばに建てられており、その神社の正式名称を示しています。 社号表に刻まれた※解説は後程。











3 由緒書き


その神社の縁起や由来、また御祭神やご利益といったものが記された、神社へ訪れた方へ向けた案内をしている立て看板のようなものです。





















4 鳥居 (とりい)


神社の入り口に立つ門のこと。

俗世と神聖な神域を分ける結界であり、神様の存在を示すシンボルです。また、鳥居をくぐることで参拝者が悪い運気を払い、浄化させるとも言われています。

※鳥居の詳しい説明はVol.14 鳥居についての解説をご覧ください。











5 参道(さんどう)


入口にある鳥居からご本殿まで続いている道の事です。

参道を歩くということは、一歩ずつ神様の世界に近づいていくということです。参道の中央は神様の通り道とされている「正中」と呼ばれ、正中を避けて参道の脇を歩くようにするとよいそうです。

※鳥居と参道について詳しくはVol.16 参拝の作法その2(鳥居のくぐり方と参道の歩き方)をご覧ください。











6 玉垣 (たまがき)


神社の周囲にめぐらされる垣(囲い)のこと。

「神聖な場所を囲む美しい垣」という意味があり、俗世と神域を区切る境界線です。木や石で作られ、寄進者の名前が記されることもあります。

その一番内側のものを瑞垣と呼んで区別することがあります。玉や瑞はともに「美しい」「神聖な」の意味があり、樹木を配置する柴垣が最も古い形式と考えられています。





















7 狛犬(こまいぬ)


神社の鳥居の内側や参道、社殿前などに置かれる一対の霊獣(想像上の動物)の像のこと。

神社によって様々なお姿をしていらっしゃいます。狛犬の代わりに、神使として稲荷神社では狐、天満宮では牛、狼や猿が配されることもあります。

※狛犬の説明についてはVol.26 金劔宮 (きんけんぐう)をご覧ください。











8 神橋(しんきょう)


神社や神聖な場所(神域)に架けられた橋の総称。

一般的な神社でも参道を横切る川や池に架かる橋は神橋と名付けられているものが数多くあります。

社頭を流れる川などには、人の住む俗界から神域を区切る役割があり、神橋を渡ると魂を浄化するという意味があると伺っています。











9 灯籠(とうろう)


忌火(いみび)と呼ばれる、神宮などでは数百年以上も消さずに灯る種火があるそうです。神社では神聖な火を灯すことにより、神域としての印、また、魔除けとして基本的に灯りをともし続けます。材料・形・使い方等さまざまなものがあります。











10 手水舎(ちょうずや)


神社やお寺で参拝前に身を清める場所のことです。

本来の川や海での「禊(みそぎ)」を簡略化したものです。参道の入り口付近に設置されており、水をくみ、手を洗い、口をすすいで心身を清める儀式を行います。

読み方: 「てみずや」「てみずしゃ」または「ちょうずや」「ちょうずしゃ」と読みます。











11 舞殿 / 神楽殿 (まいでん / かぐらでん)


神事や祭礼において、楽曲や舞いを奉納する場所の事です。

日本の神様は歌舞音曲が大好きで、神楽(かぐら)として神様に捧げられます。そのとき舞台となるのが神楽殿で、神社によっては夏祭りなどに地域の人たちが神楽殿で踊りや音楽を披露することもよくあります。











12 境内社(摂社・末社)【けいだいしゃ(せっしゃ・まっしゃ)】


境内にある小ぶりなお社のこと。

中心となる御社殿とは別にあるお社で、これらは摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)と呼ばれます。摂社はその神社のご祭神とゆかりのある神様、末社はご祭神より前にその土地でまつられていた神様のお社である事が多いです。











13 神門 (しんもん)


神社の神門(しんもん)は、神様の聖域と人間世界を区切る結界の門のこと。

一般的に鳥居の奥に設けられ、邪悪なものが中に入らないよう守る役割があります。様式は様々で、二階建ての「楼門(ろうもん)」や、左右に武神(随神)が祀られている「随神門(ずいしんもん)」などがあります。











14 絵馬殿(えまでん)


神社やお寺の境内に建てられた、奉納された「絵馬(えま)」を飾るための建物のこと。

元々は神の神聖な乗り物である生きた馬を奉納していましたが、馬に代わって、絵に描いた馬を奉納するようになったのが絵馬の始まりです。

近年では馬だけでなく様々な願い事にちなんだ絵柄が奉納され、現在のような小さな板に願い事や感謝の気持ちを書くようになったのは近世以降のことと言われます。











15 御神木(ごしんぼく)


神社の境内にある、神聖な巨木や古木のこと。

神が宿る「依り代(よりしろ)」として神聖視される木で神社の境内にあり、しめ縄が張られたり柵で囲まれたりしています。自然崇拝に根ざし、その土地の守り神や神様が降臨する場所とされ、杉や楠などが多く社殿をもたない神社では、御神木が御神体となっている場合もあります。











16 禊場(みそぎば)


「禊(みそぎ)」を行うための水場のことです。

禊とは、体についた罪や穢れ(けがれ)を洗い清めるための行為を指します。かつては自然の川や海で行われていたものが、現代では神社境内に禊をするための施設として整備されています。











17 神池(しんいけ)


神社の境内にある池の事です。「神池(しんいけ)」と呼ばれ、主に神聖な景観の一部として造営されています。その水域は神様の領域とされています。

池に住む魚や動植物も含めて神聖視されいますので、許可なく捕獲することは避けるように言われている神社が多くあります。

※神話に基づいた特定の場所である場合もあります(例:宮崎県の「みそぎ池」は、イザナギノミコトが禊を行ったとされる場所そのものを指す)。











18 社務所 / 授与所(しゃむしょ/じゅよしょ)


神社における事務全般(管理、運営、会計など)を行う受付・事務局のこと。

神職や巫女が常駐し、厄払いなどのご祈祷の申し込み、結婚式の受付なども行います。

授与所とは、お守りやお札の授与、御朱印の受付、破魔矢、縁起物などを参拝者に授ける場所のことです。規模の大きな神社になると、社務所と授与所が別になっていることもあります。





















19 拝殿(はいでん)


神様に対する拝礼を行う場所のこと。

  • 一般的に参拝者が参拝を行っている社殿の事を「拝殿」といいます。
  • 一般的にはお供え物などを神職が捧げ置く「弊殿」と一緒になっています。
  • 通常の参拝者は拝殿の前に置かれた賽銭箱の手前で参拝します。
  • 一方、初穂料を納め、神職のお祓い・祝詞奏上を経て拝殿のなかで行う参拝を正式参拝(昇殿参拝)と言います。











20 幣殿(へいでん)


神様へのお供え物(幣帛)を奉納したり、祭儀や祝詞奏上を行うための建物のこと。

本殿の前に位置する拝殿(参拝者が拝礼する場所)と本殿をつなぐ役割を持ち、本殿と拝殿の間をつなぐように建てられることが多い社殿です。

※写真に掲載されているのは幣殿の写真ではなく、諏訪大社の「幣拝殿」です。あまり詳しい情報はありませんがもしよければ Vol.5諏訪大社四社巡り下社編をご覧ください。











21 本殿(ほんでん)


拝殿の先にあり、御神体を祀っている社殿のこと。

ここが神社では最も大切な建物で、神職といえども、みだりに立ち入ることができない聖域となっています。また、山や巨岩、滝や御神木を御神体とする神社には、鳥居や拝殿のみで、本殿のないところもあります。











22 奥宮(おくみや)


本社(本宮・里宮)よりも奥まった、山頂や山の中腹などに位置し、同じ神様を祀る社(やしろ)のことです。参拝の便宜のために麓に里宮が設けられることが多いですが、元々は奥宮が本来の鎮座地であるケースも多いと伺っています。











これまで、狛犬や燈籠、門前町、奥宮など、神社の境内に配置されているさまざまな建造物や見どころについてご紹介してまいりました。続いては、実際に神社の境内に入り、参拝を行い終えるまでの一連の流れについて、作法や意味合いにも触れながら、わかりやすくご紹介いたします。





















神社での参拝の流れ


神社の参拝手順は、「鳥居で一礼」→「手水舎で手と口を清める」→「参道の中央を避け進む」→「お賽銭を入れる(鈴を鳴らす)」→「二拝二拍手一拝(深々とお辞儀2回、柏手2回、深くお辞儀1回)」→「帰りは鳥居で振り返り一礼」が基本です。感謝の気持ちを込めて作法に沿って参拝を行って下さい。






参拝の具体的な手順


門前町での買い物・食事

参拝前に心を落ち着かせ、旅の楽しみとして地域の文化や名物に触れます。身を清め、気持ちを整える準備の時間でもあります。



鳥居をくぐる

鳥居は「神域と俗世の境界」です。鳥居の真ん中(正中)は神様の通り道なので、くぐる前に軽く一礼をして端に寄って歩きます。



参道を歩く

参道は神様の通り道とされ、中央は避けて端を歩くのが作法とされています。一歩一歩、心を静めながら進みます。鳥居の前で拝殿に向かって一礼(会釈)し、神域に入ることを意識します。



手水舎(ちょうずや)で清める

手と口を清めることで、心身の穢れを祓い、清らかな状態で神前に向かえるようにします。柄杓で水をすくい、左手→右手→口の順にすすぎ、最後に柄杓を立てて柄に水を流して清めます(「手水をとる」)。



拝殿で参拝を行う

参道を進み、ご神前(拝殿)へ向かいます。ここでも正中を避けます。賽銭を納め、「二礼二拍手一礼」が基本作法です。感謝の心を伝え、日頃の御加護へのお礼や願い事を心の中で祈ります。



御朱印をいただく

参拝の証として、神社名や参拝日を記した御朱印を授かります。神仏とのご縁を形に残す意味があります。



お守り・授与品をいただく

祈願の込められたお守りやお札を授かり、日々の生活の中で神様の御加護を感じるための大切な存在となります。



おみくじを引く

神様からのメッセージとして、現在の運勢や心構えの指針を受け取ります。内容を前向きに受け止めることが大切です。



参拝を終えて鳥居を出る

境内を後にする際も、鳥居の前で振り返り軽く一礼し、参拝のお礼を伝えます。拝礼後、軽く会釈をしてから退きます。



奥宮や摂社・末社へ向かう

より神聖とされる場所や、ゆかりのある神様を祀る社へ参拝し、信仰や神話の世界をより深く感じます。











 神社参拝は、単にお参りをするだけでなく、門前町の散策から始まり、鳥居をくぐり、参道を歩き、心身を清め、神前に祈りを捧げるという一連の流れそのものが、心を整える大切な時間となります。

 御朱印やお守り、おみくじなどを通して神様とのご縁を感じ、参拝を終えて境内を後にすることで、清々しい気持ちとともに日常へと戻っていきます。こうした一つひとつの作法や意味を意識することで、神社参拝はより深く、心に残る特別な体験となるのではないかと思います。


















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この画像は狛犬というテーマでChatGPTにて生成いたしました。

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