本日は、神社の構造や建造物を神社へ参拝をした際に目に入る順に解説をしようと考えています。今回は門前町から御神木までを解説し、二度に分けて皆様に解説を行おうと考えています。
神社の基本的な構造・建造物

1 門前町(もんぜんまち)
2 社号標(しゃごうひょう)
3 由緒書き(ゆいしょがき)
4 鳥居 (とりい)
5 参道(さんどう)
6 玉垣 (たまがき)
7 狛犬(こまいぬ)
8 灯籠(とうろう)
9 神橋(しんきょう)
10 手水舎(ちょうずや/てみずしゃ)
11 御神木(ごしんぼく)

1 門前町(もんぜんまち)
有力な寺院や神社の門前(入口付近)に形成された町のこと
参道沿いに参拝客を対象とした宿屋(宿坊)や食事処、土産物屋などが集まる街並みです。
神社の門前に発達したものを「鳥居前町(とりいまえまち)」とも呼びます。信仰と商業が結びついた歴史的な伊勢神宮のおかげ横丁が有名です。

2 社号標(しゃごうひょう)
神社の名前(社号)を刻んだ石柱のことです。
主に神社の入口や鳥居のそばに建てられており、その神社の正式名称を示しています。 神社の表札のような物ですね。神社へ参拝をする際には確認をしてみてください。

3 由緒書き(ゆいしょがき)
その神社の縁起や由来、また御祭神やご利益といったものが記された、神社へ訪れた方へ向けた案内をしている立て看板のようなものです。

4 鳥居 (とりい)
神社の入り口に立つ門のこと。
俗世と神聖な神域を分ける結界であり、神様の存在を示すシンボルです。また、鳥居をくぐることで参拝者が悪い運気を払い、浄化させるとも言われています。

5 参道(さんどう)
入口にある鳥居からご本殿まで続いている道の事です。
参道を歩くことで、一歩ずつ神様の世界に近づいていきます。参道の中央は神様の通り道とされている「正中」と呼ばれ、正中を避けて参道の脇を歩くようにするとよいそうです。

6 玉垣 (たまがき)
神社の周囲にめぐらされる囲いのこと。
「神聖な場所を囲む美しい垣」という意味があり、俗世と神域を区切る境界線です。木や石で作られ、寄進者の名前が記されることもあります。
玉や瑞はともに「美しい」「神聖な」の意味があります。





7 狛犬(こまいぬ)
神社の鳥居の内側や参道、社殿前などに置かれる一対の霊獣(想像上の動物)の像のこと。
神社によって様々なお姿をしていらっしゃいます。狛犬の代わりに、神使として稲荷神社では狐、天満宮では牛、狼や猿が配されることもあります。

8 燈籠(とうろう)
忌火(いみび)と呼ばれる、神宮などでは数百年以上も消さずに灯る種火があるそうです。神社では神聖な火を灯すことにより、神域としての印、また、魔除けとして基本的に灯りをともし続けます。材料・形・使い方等さまざまなものがあります。

9 神橋(しんきょう)
神社や神聖な場所(神域)に架けられた橋の総称。
一般的な神社でも参道を横切る川や池に架かる橋は神橋と名付けられているものが数多くあります。
社頭を流れる川などには、人の住む俗界から神域を区切る役割があり、神橋を渡ると魂を浄化するという意味があると伺っています。

10 手水舎(ちょうずや)
神社やお寺で参拝前に身を清める場所のことです。
本来の川や海での「禊(みそぎ)」を簡略化したものです。参道の入り口付近に設置されており、水をくみ、手を洗い、口をすすいで心身を清める儀式を行います。
読み方: 「てみずや」「てみずしゃ」または「ちょうずや」「ちょうずしゃ」と読みます。

11 御神木(ごしんぼく)
神社の境内にある、神聖な巨木や古木のこと。
神が宿る「依り代(よりしろ)」として神聖視される木で神社の境内にあり、しめ縄が張られたり柵で囲まれたりしています。自然崇拝に根ざし、その土地の守り神や神様が降臨する場所とされ、杉や楠などが多く社殿をもたない神社では、御神木が御神体となっている場合もあります。
今回の投稿について
本投稿では、神社の参拝に際して重要な建築物や構造物について詳細に解説しました。まず、神社の基本的な構造を理解するために、門前町から御神木までの各要素を順に紹介し、それぞれの役割や歴史的背景について説明しました。
今まで何げなく目にしていた手水舎、御神木といった主要な建築物や象徴物についての解説を受けると、神社参拝時に目にする各構造物の理解が深まり、より楽しく神社巡りをしていただけるのではないかと思います。
次回の投稿では、今回ご紹介した神社の建築物の続きとして、皆さまに馴染みのある本殿をはじめとする主要な建造物について詳しく解説いたします。また、神楽殿など参拝時に見落としがちな建築物についても、簡潔にご紹介いたします。
それでは次回の解説巡りの旅に参ります!どうぞお楽しみにしてください。










No responses yet