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Ep.31 新潟大神宮を参拝|新潟で天照大御神を遥拝できる癒やしの杜

 今回は新潟のお伊勢さまと親しまれ、新潟市中央区に鎮座する「新潟大神宮」へとお邪魔いたしました。

 明治九年に創建された、新潟にいながら伊勢神宮を遥拝する神社として広く親しまれています。新潟で初めて神前結婚式が執り行われた神社として崇敬を集めている神社です。
 果たして今回は天照大御神の御神徳にあやかることはできるのでしょうか?

 また、今回はどのような神社であっても、お祀りされているご祭神が男神であるか女神であるかを見分けることができる方法について皆様にお伝えしようと考えております!

それではいざ新潟大神宮の参拝旅へと参ります!!

「新潟大神宮の見どころを巡る参拝ルート」

 本日は歩いて目的地へと向かいます。新潟駅の正面に面している通りを直進して萬代橋を渡ります。古通りの旧市街地を過ぎた周辺に、新潟小学校があります。その裏手に鎮座している新潟大神宮まで向かいます。

Today’s Sacred Destination

新潟大神宮

にいがただいじんぐう

新潟大神宮のご由緒とご祭神(天照大御神の神話)

場 所:新潟県新潟市中央区西大畑町5195
御祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
    豊受大神(とようけのおおかみ)


 新潟大神宮は、伊勢神宮の御祭神である二柱を祀っていらっしゃいます。明治9年に伊勢神宮の布教機関の新潟本部として創建された神社です。新潟県で初めて神前結婚式を行ったというご由緒のある神社で、縁結びの御神徳が得られる神社として親しまれています。

ご祭神は「天照大御神」

 三重県伊勢市にある伊勢神宮内宮の主祭神。天照大御神(あまてらすおおみかみ)は日本人にとっての※総氏神様であり、日本神話に登場する日本の最高神として位置づけられている。

 太陽を神格化したものである太陽神、天皇の祖である皇祖神として古事記や日本書紀に記されている。

神産み、国譲り、天岩戸などの主要なお話の中心として登場する神様。

背後に太陽の日差しを受け、美しく長い髪、独特な装束を身に纏っているお姿を描いてくださいとだけお伝えしてChatGPTを用いて作画いたしました。簡潔に作画のイメージを伝えたにもかかわらず、考えていた以上に神々しいお姿を描いていただきました。
 日本画風の絵画のタッチや、絵巻物でよく見られるような白と赤の装束ではなく、帯と装束のコントラストなど絶妙な色彩感覚で描いていただきとても満足しています。

※この画像は「天照大御神」というテーマで生成AIにて作成いたしました。

※氏神様とは?

自分が住んでいる土地を守護する神様のことです。

 天照大御神は日本人にとっての「総氏神様」という神格をお持ちになっていらっしゃいます。文言通り、どちらでお生まれになっているかに関わらず、すべての日本人にとっての氏神様として位置づけられていらっしゃいます。

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もっと詳しく
  • 土地の守護神: 地域を守り、その地域に住む人々(氏子)を守護する神様です。
  • 元は一族の守護神: 古代では、血縁関係にある一族(氏族)が祖先神や守護神として祀る神様でした。
  • 「産土神(うぶすながみ)」との混同: 中世以降、「産土神(生まれた土地を守る神様)」と氏神が混同され、現在では地域を守る神様を指す言葉として一般的に用いられるようになりました。 


新潟大神宮のご祭神でいらっしゃる天照大御神について詳しく解説しています。

➡天照大御神——高天原の統治を仰せつかった太陽を司る日本の最高神

神産みの神話とは?

 天照大御神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国から生還し、黄泉の穢れを洗い流した際、左目を洗った際にお生まれになりました。

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もっと詳しく

 同時に、右目から生まれた月読命(つくよみのみこと)、鼻から生まれた素戔嗚尊(すさのおのみこと)と共に、三貴子と呼ばれます。このとき伊邪那岐命は天照大御神に※高天原(たかまがはら)を治めるように指示しました。その他様々な神々が生まれた神話のことを指すのがこちらの神産みの神話です。

それでは新潟駅を出発します。現在も改装工事中です。完成は2027年春頃だそうです。

新潟駅前の東大通を直進します。新潟は30年から40年の間都市開発が進んでおらず…

現在「にいがた2km」という都市の再開発プロジェクトが進められています。

新潟市のシンボルで、新潟の歴史と共に歩んできた万代橋はこちらを進んだ先にあります。

右側にある湾曲した造りのビルは新潟港に往来をしていた北前船の帆船をイメージして建設した「新潟日報メディアシップ」。左側にはNGT48の劇場を備えた複合ビルもあります。

こちらの万代橋を渡って目的地の新潟大神宮へ向かいましょう。

新潟市の中心地を流れる日本最長の河川である信濃川とそこに掛る「万代橋」です。新潟地震の際にもこちらの橋は倒壊しなかったそうです。

もう少し先へ向かいます。新潟大神宮はかつての新潟で最も栄えた繁華街である古町のほど近くに鎮座していらっしゃいます。

さらに先へと進むと街並みも穏やかに。ここまで来ると日本海の海岸も近づいてきます。右折していよいよ新潟大神宮へと到着します。

まずは新潟大神宮の摂社である御林稲荷神社にて参拝。千本鳥居が施してあるのは稲荷神社ですね。

参道に入る前には手水舎で手を清めます

➡手水舎に込められた祓いの意味とは|正しい作法と由来を紐解く

参拝させていただいた事に対して感謝申し上げます。

 ようやく新潟大神宮の一の鳥居に到着いたしました。かつての繁華街のほど近くにある住宅街にひっそりと佇んでいらっしゃいます。

 

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一の鳥居とは

 境内の広い神社では、たいてい二つ以上の鳥居があります。外側にある鳥居から一の鳥居・二の鳥居・三の鳥居と呼び、一の鳥居から順に鳥居をくぐり参道を通って社殿までたどり着くことが出来ます。
 新潟大神宮の一の鳥居と二の鳥居は石造りで、三の鳥居は木で造られています。材質や形式など鳥居には様々な様式があり、一の鳥居から三の鳥居まですべて同じ材質で造られているとは限りません。


鳥居をくぐった後は、次にこの作法を行います。必ず抑えておきたい参拝作法はこちら!

➡ 【参道の歩き方について詳しく見る】

やはりこちらの鳥居は横木がまっすぐで神明鳥居を用いていますね。参道の中腹に位置しています。

 神社の境内に安置されている、こちらの地域ご出身の随筆家である坂口安吾の碑です。本殿の左側にある社務所へと御朱印帳を預けていざ参拝いたします。

 天照大御神がお祀りされている神社へ参拝すると、優しく微笑む女性の面影が感じられ安心感を与えていただけるような気がします。

センターバックの職業病

 新潟大神宮の一直線に伸びる参道は、センターバックだった私にはピッチのセンターラインに見えることがあります。 サッカーを志していたことがある方は、一度は経験があると思いますが、ピッチの上や、時には街中であっても多くの人が混雑している先のターゲットを見つけるとそのターゲットまで一本の直線を引いたようにパスコースが見えることがあります。
 特にサッカー用語で「楔のパス」や「スルーパス」と呼ばれるパスを送る際に見えることがあります。新潟大神宮の参道は一の鳥居からご本殿まで一直線に真っすぐ参道が伸びています。サッカーをしていた頃にごく稀に見えていたあのまっすぐ伸びた神社の参道のような一本の直線は神様にボールをお届けするために導いていただいたパスコースだったのではないかと思えてきます。

天照大御神がお遣いになった八咫烏の神話について解説しています。

➡神社でカラスに出会う意味とは? 八咫烏の神話・民俗学・文化的背景の解説はこちら

千木とご祭神には関係がある?内削ぎ、外削ぎとは…?

長年の年月をかけて培われた歴史を感じます。日頃の感謝を込めて拝と拍手を行います。千木(屋根の上部にある飾り)が内削ぎです。


新潟大神宮本殿の千木は主祭神が女神(天照大御神)ですので千木が内削ぎという建築様式を採用しています。

 本殿の屋根の両端にとび出ている角のような装飾が、お祀りされている御祭神が男神か女神かを表しています。男神の場合は外削ぎ(先端を地面に対して垂直に削る)ものと、女神の時は内削ぎ(水平に削る)ものという説があります。

ご祭神との関係は?私が神社巡りをして感じた「千木」についての考察

 私も数多くの神社へと参拝を行ってまいりましたが、千木とご祭神の関係が一致している場合が多くあると感じています。例外として、駿河国(静岡県の旧国名)の一之宮である富士本宮浅間大社のご祭神である木花咲弥姫命は女神(じょしん)ではありますが、ご本殿に飾られている千木は男神に用いる外削ぎを採用しています。
 また、名古屋市に鎮座する熱田神宮でお祀りされているのは三種の神器の一つである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)ですが、本殿の千木は女神を示す内削ぎが用いられておりました。
 伺ったところによると、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)は、女神(天照大御神の分魂)を祭神とするため、社殿は女神の建築様式(内削ぎの千木・偶数の鰹木)を持つという説があります。

※熱田神宮への参拝記録は今後BLOにて解説させていただきます。

新潟大神宮で授与される御朱印と御朱印帳

以前にいただいた新潟大神宮の御朱印です。

楷書体を使用したどっしりとした印象を受ける字体の御朱印です。

新潟大神宮へのアクセス方法(駐車場・最寄り駅)

新潟大神宮

〒951-8104 新潟県新潟市中央区西大畑町5195
TEL:025-222-4212 (9:00〜18:00)

アクセス
〔行き〕新潟駅より浜浦町線バス(C20、C21、C22)で「西大畑」下車
〔帰り〕新潟駅へ「神宮前」乗車

新潟大神宮の詳しいアクセスやご由緒の情報はこちらをご覧ください。


八咫烏が導いてくれた新潟大神宮との出会い

 サッカー日本代表のエンブレムに描かれた八咫烏の意味に興味を持ったことがきっかけで神社巡りの旅を開始し、選手時代はセンターバックとして最後尾から試合全体を見渡すことを大切にしてきました。幅広い視野を持って神話や神社などを見渡していたつもりになっていましたが、不思議なことに、新潟市で長年暮らしていながら天照大御神をお祀りする新潟大神宮の存在は知りませんでした。天照大御神は「大切なものは案外すぐ近くにある」という教えを私に授けてくださったのかもしれません。


参考文献

  • 『日本書紀』
  • 新潟大神宮ホームページ
  • 神社本庁公式サイト

■この記事について

本記事は実際の参拝体験と現地で撮影した写真をもとに作成しています。
歴史的事項や神話の解説などについては上記資料を参考にしています。

齋藤家別邸という旧家が観光できます。石畳が美しい通りとなっています。

 静寂を離れて新潟市役所の本庁舎へ向かう途中にあるこちらの「カフェ&ブラッスリーオワゾ」こちらで一服。

 実は今回ご紹介した「新潟大神宮」は北朝鮮による拉致被害者である横田めぐみさんが通っていらっしゃった新潟小学校のすぐ裏手に鎮座していらっしゃいます。一日も早いご帰還がくるようにお祈り申し上げます。

 ランチメニューも充実していますが、本日はアイスコーヒーで一服いたします。
 エッフェル塔の小瓶に入れられたシロップを一たらし。ミルクの蓋を開ける時のプチッという音が店内に響きます。ローストされたコーヒーと甘いシロップが混ざると、カラメルのような香りが鼻先をくすぐります。ストローから一口含み、口の中を甘さで満たします。グラスに入れらた氷から透き通る甘みが香りと共に疲れた脳を満たします。

 木目調のおしゃれな店内で素敵な一時を過ごしました。参拝の際は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

カフェ&ブラッスリーオワゾ

新潟県新潟市中央区東中通一番町86-15 関本フルーツ店 2F
025-228-5465

アクセス
新潟交通バス「市役所前」下車
JR越後線の白山駅下車
白山駅から871m

こちらの店舗についての詳しい情報はこちらのリンクから
→【カフェ&ブラッスリーオワゾ】の店舗情報はこちら

 今回は急遽、新潟大神宮へ訪れる計画を思い立ち、新潟駅前から徒歩で参拝へ向かいました。帰り道の路地が入り組んでおり、自分が生まれ育った地元であるにもかかわらず、道に迷って右往左往しながら帰りました。結局、天照大御神のご神徳を得ることは出来なかったのかもしれませんが、神聖な気持ちで凛とした空気を感じるとともに、どこか懐かしい安心感に包まれるような感覚にとらわれました。

 次回は、神社の象徴ともいえる鳥居について徹底解説します。神社にはどうして鳥居があるのでしょうか。千本鳥居が造られた理由や日本最大級の鳥居、さらに鳥居の形状からご祭神との関係まで、神社巡りが何倍も楽しくなる奥深い世界をご紹介します。ぜひお楽しみに。

それでは、奥深い鳥居の世界へいざ参ります!

鳥居の種類とは?

➡鳥居の意味・語源・形状を神社巡り経験者が解説

新潟大神宮をご紹介している動画です。ぜひご覧ください。



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 このブログを運営する「nroio.online」は、サッカーの選手として12年・指導者として5年間の経験があります。日本サッカー協会のシンボルである八咫烏への関心をきっかけに神社と日本神話の世界へ引き込まれ、以来10年にわたり新潟市を拠点に神社の参拝に対して記録し続けています。熊野三山をはじめとする神社への一次取材と、神話・民俗学への学びながら「神社参拝をもっと深く楽しむための知識」を発信しています。現地参拝の記録はX・Instagramでも発信しています!

※ブログ掲載写真の多くは実際に参拝時に撮影したものです。

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